グルメ
2010.11.29
毎年11月の第四木曜日はサンクスギビングデー(Thanksgiving Day)、そう、感謝祭なのです。今年は11月25日(木)でしたが、サンクスギビングデーと言えば家族で集まって食べるターキー(七面鳥)ですね。ターキー無しにブラック・フライデーは迎えられないということで、我が家でも奥さんに頼んで焼いてもらいました。丸焼き用のターキーにも種類がいろいろとあって、好みで大きさ(重さ)や部位を選べたりしますが、我が家ではなるべく冷凍物ではない生のホールターキーを近所の肉屋さん、ないしはスーパーの精肉コーナーで注文しておいて、サンクスギビングデー当日にピックアップに行くようにしています。ターキーも新鮮なものが良いですからね。ホールのサイズもいろいろありますが、「ほんのちょっとだけで良いから」というご家庭には胸肉だけ、というチョイスもできますよ。(さもないと、翌日からのターキー地獄に陥りますし、、、)
さて我が家の今年のターキー君はほぼ例年通りの14パウンド弱。4人家族でちょっと持て余すかな、というサイズです。
ターキーの丸焼きに欠かせないのがスタッフィング。アメリカ人は何故に味付けしたパンくずを食らうのだろうか、、、と渡米直後はかなりの疑問を抱いていましたが、これはこれでターキーには欠かせないもののようなので、あえて深く考えることを止めました。郷に入れば郷に従え、という感じですね。
【ターキーに欠かせないスタッフィング】
【スタッフィングは簡単に準備できちゃいます】
【セロリと玉ねぎ】
スタッフィングと一緒にセロリと玉ねぎをターキーのお腹に詰め込み、そして残りのセロリと玉ねぎをトレイに敷き詰めてその上にターキーをのせます。
【スタッフィングをスタッフされたターキー君】
今まではオーブンにいれてから焼き上がるまで、如実に5~6時間を要していた我が家のターキーの丸焼きですが、今年は「オーブンバッグ」という文明の利器を利用してみることにしました。これを使うことで、今までの半分の時間、つまり3時間で焼きあがってしまうとのこと。ほんとかなぁ~~。
【オーブンバッグ】
このオーブンバッグ、見た感じただのビニール袋なんですけど、、、。口をしばって、袋に何か所か穴をあけるだけ。こんなモノで本当に調理時間を短縮できるのだろうか?
【ただのビニール袋にしか見えないオーブンバッグ】
時間の短縮どころか、350度で加熱するのでビニールが溶けるんじゃないかという事のほうがものすごく心配に、、、。少なくともビニール袋がオーブンの壁面にタッチしないようにちゃんとスペースを確保してやらないとダメらしい。ということで、350度にセットしたオーブンにターキー君を投入!
【オーブンの壁面に触れないようにするのがコツ】
【折り返し地点のターキー君、いい色になってきました】
待つこと3時間、本当に焼きあがっちゃいました!いつもは5~6時間かけて、待つ間にせっせと肉汁をターキー君に注いであげたりして、水分を飛ばさないように手間暇かけていたんですが、今回はオーブンバッグのおかげで面倒な手続きゼロ。なるほど、オーブンバッグの中はターキーの肉汁のエコシステムみたいな環境なんだろうな、とひとり勝手に納得。
【そして3時間後、、、本当に焼きあがっちゃいました】
【ハサミでオーブンバッグを切り開くと、、、】
【おいしそうにこんがりと焼きあがったターキー君が出現!】
オーブンバッグを使ったのは初めてなので、うまく使いこなせていないからか、今年のターキー君は少しパサパサに焼きあがってしまいました、、、。食感はアバコアのツナ缶(私の大好物)風なので、これはこれで美味しいのですが、もうちょっとジューシーな方が良かったかなと反省。焼き時間をもう少し短くしたり、バッグに開ける穴の数を少し減らしたり、まだまだ工夫の余地はありそうです。
【ちょっとパサパサかな?今年のターキー君】
【ターキー地獄、、、】