「ロサンゼルスのお薦めの料理はなんですか?」
と聞かれるといつも私はこう答えます。
『ロサンゼルスは人種の坩堝と言われるが故、本格的な多国籍料理が割りと簡単に楽しめます。』(←ありきたりですが…)
日本では日本人の口にあうように調理され、食べやすいようになっていますが、こちらではその国、出身の方向けのお店が多く、まさに本場の味を楽しめます。よってその国の味付けとなり、日本で食べる味・食べ方と異なることは多々あります。
そうなんです!だからロサンゼルスは食の文化がかなり発達しています!
と偉そうなことが言えてしまう訳でございます。
そしてここロサンゼルスは多くの中南米系の方が住んでいることもあり、いろいろな中南米系の料理が楽しめます。(あまり日本人に馴染みがないので行く人も多くないですが…。)
やはり一番人気はやはりメキシコの「Taco」でしょう。
今日紹介するお店はLoteria Grillです。
Loteriaはサンタモニカ、ハリウッド、スタジオシティ、ウェストレイクビレッジにもあり、雰囲気はまったく異なりますが、人気があるメキシコ料理店です。
ファーマーズマーケット内ということもあり、カジュアルなスタイルです。
メニューも一通り、しかしクオリティは他のレストラン店とほぼ同じとか。週末にはポソレ(トウモロコシと豚肉のスープ)やメヌード(もつのスープ)も登場します。
一般に美味しいといわれるTaco屋はその場でオリジナルのトルティージャを焼いてくれます。スーパーで売っている量販のトルティージャではやはり味気ないですしね。。。
メキシコのTacoは色々とバージョンがあり、基本的に小麦粉ベースととうもろこしベースの2種類があります。サイズも手のひらサイズが一般的です。
こちらは具材。
大きくお肉はチキン・ビーフ・ポークがありますが、なかなかそれ以外は聞きなれないこともありなかなか食べにくいのでここでTacoの具材を簡単に簡単に紹介します。
・Carne Azada(カルネ・アサダ)=一般的な牛肉を細かくしたもの
・Carnitas(カルニータ)=焼いた(蒸した)豚肉を縦長に引き裂いたもの
・Pollo(ポジョ)=焼いた鶏肉(チキン)を細かくしたもの
・Al Pastor(アル・パストゥール)=豚肉を薄くスライスしてドネルケバブのように焼いたもの
・Cabeza(カベサ)=牛の頭部
・Lengua(レングア)=牛タン
・Buche(ブチェ)=豚の食道
・Molleja(モレハ)=牛胃筋
・Suadero(スアデロ)=牛乳房の上のあたりのお肉
(初心者は赤字が食べやすいです。)
などなどまだ他にもあります。
いつも思うのですが、お店以上にキッチンが非常に混みあっている。
そしてどの店もチームワークが非常にいい!
こちらが1品目のTaco。これにサルサソースをかけます。
サルサは赤と緑があり、赤の方が一般的に辛いです。
こちらは知らないとオーダーしにくいエンチラーダ。
トルティージャの生地に独自のソースをかけて食べるもので、味も色も色々とありますが、癖になる味です。これは一般的にレストランで食べることができます。またライスとフリホレスという豆が付いてきます。
これは、SOPA SECA DE FIDEOSというちょっと変わった料理。
パスタ(エンジェルヘアパスタ)をトマトソースと合えたあとにチーズ、クリームを合わせトーストしたもの。結構癖になる1品です。
まだまだお薦めはたくさんありますが、今日はこの辺で。
メキシコ料理は一般的にハズレが少ないですが、メニューを質問してもその単語がわからない、料理自体がオリジナルなので、注文するのが難しいです。
テクニックは隣のテーブルを見渡し、美味しそうなものを見つけたら「同じものください!」というのがベター。
同じ料理でも味が全く違うところが多いので、是非食べ比べてみてくださいね。
Loteria
6333 West 3rd Street, Los Angeles, CA
(323)930-2211
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