ロサンゼルスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ロサンゼルス観光ブログ

晴れた日はなぜか気分的にワイナリーへ行きたくなります。

お高く、型ぐるしいイメージもなく南カリフォルニアのワイナリーはとてもカジュアルでフレンドリー。初めて人でも気後れすることもなく、自分のペースで楽しめます。

さて今日はちょっと変わったワイナリーをご紹介。

その名は「サン・アントニオ・ワイナリー」。

別名‘ロサンゼルスの最後のワイナリー’と知られているワイナリーです。（ちなみにテキサス州にあるサンアントニオは関係ありません。）

場所はなんとダウンタウンから車でたったの10分。そんなところにワイナリー？という場所にあります。

南カリフォルニアではテメキュラバレーが有名、北に向かえば、中央エリアにサンタバーバラ、サンタユネスなどが有名ですが、実際に着いてみると雰囲気もワイン畑にあるワイナリーにひけをとらずといった感じです。

実際に入ってみると長いカウンターで総勢30名ぐらいが同時に楽しめるような作りとなっており、

週末の昼前であったためか、スタッフがたくさん待ち受けていました。
’

ここのワイナリーは非常にユニークであり、ワインテイスティングについては3杯まで無料！という、なんともワイン好きには嬉しいテイスティングとなっています。また$12.00でイタリアワイン、スペインワイン、アルゼンチンワインが3杯まで楽しめます。（種類は選べません）

通常のワイナリーでは、自家製のワインだけを取り扱いますが、ここでは世界のワイン特にカリフォルニア以外のワインもたくさんあり、とても斬新なテイスティング体験が楽しめます。

また貯蔵庫、レストランも併設されており、雰囲気はワイン畑に併設されているワイナリーそのものです。

ここでちょっと歴史を追求！

実はこの「サンアントニオ・ワイナリー」はカリフォルニアワインの歴史と深い繋がりがあります。

イタリア系移民のサンタ・カンビアニカが1917年に創業、当時はリンカーンハイツといわれた場所には多くのイタリア人の移民が住んでいました。

当時はこのあたりも多くの葡萄畑があったようですが、1900年代半ばに南カリフォルニア→中央カリフォルニア→北カリフォルニアにワインが広がるにつれ、ロサンゼルスを離れる人が増えました。

また1920年台には禁酒法のため多くのワイナリーが潰れていきましたが、その中で唯一、生き残ったのがこのサンアントニオワイナリー。その後も北部に向かう人々を尻目に、サント氏とステファノ氏は注目されてきた北カリフォルニアの土壌に目を向けず、彼らはこの場所で生産し続けることを決めるました。また北部のエリアの土地も手に入れ、南部と融合された独自のブランドを作り上げました。

ちなみにカリフォルアで最初にワインテイスティングルームが作られたのはここサンアントニオワイナリーだそうです（非常に奥が深い。。。。）

南カリフォルニアはモダンなワイナリーが多く、特にテメキュラなどは大部分がカジュアルな雰囲気を持っています。ここでもその流れを受けているのか、誰でも親しみやすく、楽しめるワイナリーとして根強いファンたくさんもいます。
↓たくさんのブランドワインが置かれています。

ワイナリーにあるグッツはどれもお洒落でかわいいものばかり。

もうすぐハロウィンということで、ハロウィン系のグッツも増えてきました。

テイスティングはカウンターとテーブルがあります。

ウィンドウの中には美味しそうなチーズがたくさん並んでいました。

さて、本題に戻りますが、

今日の目的は「マダレーナ」という併設されたレストランでのブランチ。

オーナーがイタリア系ということもあり、カジュアルなイタリアンが楽しめます。

カウンターやテーブルに置かれた料理を選び、先にを支払いします。

味は庶民的なイタリアンといった感じでしょうか。

レストランの雰囲気は非常によく、週末だったため音楽の演奏などもありました。

ワイナリーでのランチは基本的にあまりはずれがありません。

よってワインも美味しくいただけます。

こちらはスカンピのパスタ。とても美味しかったです。

こちらはプロシュートのカプレーゼサラダ。量が非常に多いので驚きます！

ワインは予想以上に美味しく、いい意味で期待を裏切られました。

ダウンタウン近くのワイナリー？と最初は半信半疑でしたが、ワインの種類は豊富であり、テイスティングが無料であるという驚きと、カリフォルニア以外のワインも楽しめることはとても魅力的でした。（最近はCABばっかだったので、新鮮でした。）

カジュアルな雰囲気がワインを楽しんでもらいたいという気持ちが良く伝わってくるワイナリーで、、またワイナリーツアーも無料で行われており、今度機会があれば是非とも参加してみたいと思います。

一見、色々なワインがありますので、第一印象は？？？というイメージが先行しますが、ワイナリーの歴史を知ってから行くとその魅力と歴史を満喫できると思います。

San Antonio Winery

737 Lamar St, Los Angeles,CA 90031

公式ホームページ

地図

　お得なランドパッケージサイトはこちら

　お得なオプショナルツアーはこちら

　ロサンゼルスの現地情報はこちら

Highbridge