今、日本で人気のコーヒーと言えばブルーボトルコーヒーですが、コーヒーの本場のアメリカでは現在サードウェーブの真っ直中。とりわけ代表的な3大コーヒーと言われているのがこれらのコーヒーブランドです。

Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー) オークランド、カリフォルニア州

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Stumptown coffee roasters(ストンプタウン)ポートランド、オレゴン州

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Intelligentisia Coffee & Tea(インテリジェンンティシア)シカゴ、イリノイ州

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しかも最近人気のこの3大コーヒーがなんとアボットキニー通りに大集結!

1つの通りに人気のコーヒー・カフェが立ち並んでいますが、勿論、これら以外にも美味しいコーヒーカフェがあるので、のんびり過ごしたい日はアボットキニーがオススメです。

今回はまだ日本未上陸のIntelligentisia(インテリジェンンティシア)をご紹介。

実は昨年シカゴに行った際に「美味しいコーヒーカフェがあるよ」とのことで立ち寄ったのがこのお店の本店。一見、普通のカフェでしたが、どこか今風で落ち着いていてお洒落な感じでした。

そんな記憶を重ねあわせたお店がコチラ↓

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場所はアボットキニー通りにあります。

看板がないので一見わかりづらそうですが、人が並んでいるのですぐにわかります。

(LAではブルーボトルよりこっちの方が人気がありますね。)Img_0446_2

店内はいたってシンプルな作り。最近のアメリカはこんなお店が非常に多いです。Img_0452

レジ前には美味しそうなペストリーが並びます。Img_0449

さてメニュー表ですが、遠くから読める場所になく、レジ前にぽつんと置かれてます。後ろの人のプレッシャーを感じつつもさっさとオーダーをしてしまう私。あとでじっくり選べばよかったと後悔しましたが、みなさんが行くときは気にせずじっくり選んでください。Img_0448まず驚いたのが、コーヒーのメニュー表。そのコーヒーがどんな香りがするのか書かれています。

例えば、「Matalapa」というコーヒーは産地がEl Salvador(エルサルバドル)ですが、Peach(桃)、Apple(りんご)、Kiwi(キウイ)と書かれています。

実際に飲んでみると、まるでワイナリーのテイスティングのように不思議とその匂いを感じることができます。でも味はやっぱりコーヒー。

料金は普通の倍以上しますが、経験として味わえば納得できます。Img_0435

コーヒーは目の前でドリップされます。

このイケメンお兄さんは真剣にコーヒーを見つめ、気合を入れています。

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気合を入れること約10秒。その後、一気にお湯を注ぎ込みます。Img_0434

と、ここまでは普通に自宅でも飲めるコーヒーの入れ方。  

が、しかし、、、次の瞬間!なんと!Img_0450

なんと途中まで入っていたコーヒーを捨ててしまいました!!

初めてみた光景に、軽くショック。。。もったいない。。。

そして、店員さんは悔しそうに、こう言いました。

「温度が高過ぎる・・・・。」  ← The・プロフェッショナル!

正直、普通のコーヒーよりちょっとうまい程度を味わえればと思っていた私は、温度にこだわるところに、かる~いショックを受けるとともに、彼のコーヒーにかける凄まじい執念を感じました。

そして更に時間を費やすことに。

そんな彼から、

「写真は撮らないでくれ。」

と言われ、彼はその場から立ち去りました。

「・・・・。」

そして取り残されたお客様(=私)は、再び待ち時間を潰すべく周囲を観察し始めました。

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雰囲気はカフェっていうよりは作業所みたいな感じです。

でも、カフェ好きの人ってそこの空間にいることが何よりも好きなんですよね。

ちなみに私も理由なく居座り続けるその1人です。

ここの飲み物はコーヒーのチェイサーにどうぞ。(有料)

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今のアメリカ、このサードウェーブの勢いは留まることを知りません。

まだ知名度はこれら3大コーヒーほどなくても、直接原産地農園に買いつけに行き、鮮度、品質にこだわったコーヒーを提供するカフェが非常に増えています。 

それぞれに共通することは、

 ①コーヒーの個性が際立っている。(ある種普通のコーヒーではない。) 
 ②焙煎したばかりの新鮮なコーヒーを提供している
 ③妥協しない(作った人の情熱が注ぎ込まれている) 

ということではないかなと個人的に思っています。

だから軽い気持ちで行かず、我々も気合を入れて行かなければいけません。 

「たかがコーヒー、されどコーヒー。」

まるでワインを飲みに行くかのようにコーヒーをとことん味わう。

ワインテイスティングが好きな方にはストライクだと思います。

さて、私のコーヒーを作りかけでどこかに行ってしまったお兄さんはさておき、隣ではラテの製作を見物。Img_0439

とても真剣。気合十分。Img_0440

ラテアートはやはり芸術です。私も以前、自宅の牛乳で試みましたが、やはり無理でした。Img_0441

あっさり完成。(待ち時間約1分)

ちなみにラテは最初の一口目の感覚が溜まりませんよね。 

  

そして「注文をラテにしとけば・・・。」と後悔の念が頭をよぎり始めた頃、担当のお兄さんが返ってきました。

そして再び気合を注入。        

私のコーヒーのためにかけた時間(=私の待ち時間)約20分/$6.00。                                   

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できた!ついに待望の1杯!

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透き通った黒色の珈琲。

口やけどしない程度に熱い温度で心を温める珈琲。

焙じて、煎られた香り美しい豆からの珈琲

ワインテイスティング改め、コーヒーテイスティングさながらフルーツの香り豊かな珈琲

お兄さんのドヤ顔。

ここまでのコーヒーに出会ったことは正直ありませんでした。

私の生涯で最高に時間がかかったコーヒー。

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このコーヒー豆は「WHOLE FOODS」などで普通に売られていますので、お土産にいかがですか?


 

まだまだ盛り上がりそうなコーヒーのサードウェーブ。

ロサンゼルスにお越しの際は、アボットキニーへどうぞ!

サンタモニカからサイクリングで散歩がてらに行くのがオススメです。 

Intelligentisia Coffee & Tea

公式ホームページ

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BY Alto Puento

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