去る9月19日(土曜日)に、JBA(南カリフォルニア日系企業協会)さんのイベントで、Heal the Bay主催のビーチ清掃に参加してきました。
JBA:南カリフォルニア日系企業協会
http://www.jba.org/
Heal the Bay
http://www.healthebay.org/
場所はLAX空港のすぐ西側にあるドックワイラー・ステート・ビーチでした。
朝早くから大勢の学生さん達が集結し、盛り上がっていました。
何やらなが~い行列があるなと思いきや、Starbucksがボランティアの参加者に無料でコーヒーを振舞っていました。いろいろな企業が協賛されているようです。ありがたいですね。
JBAのテントにも続々とボランティア参加者が集まり、Heal the Bayの方からビーチ清掃に関していろいろな説明を受け(後述します)、いざ清掃開始です!
大きいゴミは無いんです。あるのはタバコの吸い殻や、細かいプラスチックごみばかり。
よーく見ていないと見逃してしまいそうな小さいゴミをほじくり返しながら拾っていきます。
Heal the Bayの方からお伺いしたお話しですが、これらのゴミのほとんどは、ビーチに遊びに来た方々が残していったゴミでは無いのです。
実はLA全域の排水口から流れついたゴミなのです。
生活排水は浄化施設で処理した綺麗な水が、沖合5マイル先までパイプラインで送られて放出されるそうで、この水はとても綺麗で生態系に悪い影響は与えないそうです。
問題なのはStorm Drainという雨水用の排水施設で、これは洪水を防ぐための排水口なのですが、雨水と一緒にタバコの吸い殻やペットボトル等のゴミだとか、ペットの糞尿だったり、肥料や農薬なども一緒に流されて、浄化されずに海に流れ込んでしまうんだそうです。
そういえばうちの近所のStorm Drainに
「ここは海につながっています、ゴミを流さないで!」
と書かれていました。なるほど、そういうことだったのですね。
なので、雨が上がった後3日間は海には入らないほうが良いというアドバイスを受けました。
サーファーの方々がバクテリアで感染症を起こしてしまうのは、このゴミの影響だという話しでした。
いろいろと考えさせられる事が多いビーチ清掃でしたが、また次回機会があれば是非参加しようと思います。
JBA:南カリフォルニア日系企業協会
Heal the Bay
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