17 鉄道 2012.07.02
先日ご紹介した イチゴ列車 に乗車してきました。



乗車場所の鉄道博物館の最寄駅「DELICIAS」



駅の出口に「MUSEO DEL FERROCARRIL」の案内板があります。



その出口を登ったところに、博物館があります。



教会の塔が目印です。



その門の道を降りていきます。



そこに19世紀に建てられた鉄骨の駅舎が現れます。



イチゴ列車は、この博物館の中から出発します。
入って左側の初代タルゴが展示されているホームになります。



今年の初便でもあり多くの人が来ていました。



簡易の専用改札が設けられています。



改札後は皆さん思い思いに記念撮影



マドリード~アランフェス間は1851年2月9日にスペインで2番目に開通した鉄道です。往時の車両を使って、イチゴ列車は運航されています。



改札の際に渡されるものは、アランフェスでのバスの号車番号と王宮と船の博物館の入場券。バスの号車番号が書かれたシールには王宮の入場時間とアランフェスでの集合場所が記載されています。



今回渡されたものには、王宮の入場時間12:30、アランフェスのCALLE PRINCIPE2(プリンシペ通り2)から出る、船の博物館と闘牛博物館行バスの時刻15:50、帰りの駅への出発時刻17:40の記載がされています。船の博物館は自分で歩いても行けるため使わなくても大丈夫ですが、闘牛博物館は少し距離があるため、このバスを利用すると便利です。

車内はこのように気のぬくもりを感じる素敵な空間になっています。



網棚の下に座席番号の表示があります。




いよいよ出発、博物館敷地をゆっっくりと走り出します。



間もなくすると当時の服装をした女性が乗客にイチゴを配り始めます。



結構な量があります。



走行中はデッキに出ることも出来ます。

ゆっくりと走って1時間20分ほどでアランフェスに到着。



このイチゴ列車、パンフレットでは蒸気機関車が映っていますが、実際に客車を引っ張っているのは電気機関車でした。



アランフェス駅の外観



駅の外にはバスが待機していますので、渡されたシールの号車番号のバスに乗車。シールは胸のあたりに付けておきます。



5分足らずで王宮に到着します。



王宮の入り口を確認して、時間までは自由行動になります。



王宮の周りは広大な庭園があり、様々な噴水が点在しています。

前回の記事は こちら  
帰りのバスが待っている場所(CALLE PRINCIPE2)は庭園のさきになります。



もしバスの出発時間に乗り遅れたとしても、出発5分前までにご自身で駅まで行っていただければ問題はありません。

たまにはゆっくりと昔の雰囲気を味わいながらの電車の旅もいいものです。


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