巡礼者がパンプローナの次に訪れる大きな町がワインで有名なリオハ地方の『ログローニョ』です。
この街の周りに多くのワイナリーが点在しています。
起源は12世紀まで遡る、街の中心に位置する教会。
教会の裏手の通りにバル街が広がっています。
ワイン産地だけあり、美味しそうなタパスを出すバルが目につきます。
ちょうどお昼どきと重なり多くの人で賑わっています。
このあと、マドリードまで帰らないといけないためお酒は我慢。
タパスを少し摘まんで昼食しました。
街の入り口にある巡礼者用の地図、赤く示された道が巡礼路です。
パンプローナから来た巡礼者はこの橋を渡ってログローニョに入ります。
石畳の道には巡礼路であることを示す表示が埋め込まれ、巡礼者を導きます。
巡礼路沿いにある宿泊施設アルベルゲ。
歴史を感じさせる水飲み場です。
巡礼の目的地サンティアゴ・コンポテーラまではあと600キロ、まだまだ旅はこれからです。
次回この街を訪れる時は1泊して、美味しいリオハワインを飲みたいと思います。
ここからマドリードまでは約350キロ、高速で一気に帰ります。
これで今回の北スペインの旅は終了です。
お付き合いいただきありがとうございました。
Koji
オンダリビアからマドリードに戻る途中に牛追い祭りで有名な『パンプローナ』に立ち寄りました。
市庁舎前には牛追いで使われる柵が一部常設されています。この建物の1階が観光案内所になっています。
赤い線が牛追いのルート全長約800mです。
お祭り期間中、毎朝ここでお祈りが捧げられます。
牛追い祭りのスタート地点となる『囲い場』です。ここに牛が集められ、合図とともに門が開き走り出します。
市庁舎に向かう道を走り
市庁舎前を通過して
闘牛場に向かう道へ右に90度曲がります。ここで多くの牛や人が周り切れず倒れる場所です。
闘牛場に向けまっすぐ走り
通りを出たところに闘牛場があります。
闘牛場入口の坂を駆け下り
牛や人が闘牛場の中に入り終了、全ての牛が走り終えるまで約2~3分です。
パンプローナはサンティアゴ巡礼路の経由地でもあります。
フランス国境を超えてきた巡礼者たちが最初に訪れる大きな町です。
城壁の門をくぐり、旧市街に入っていきます。
巡礼者にとってはオアシスに見えるでしょうね。
巡礼者の宿泊施設アルベルゲを目指します。
旧市街の各所にアルベルゲがあります。
道端には喉を潤す水道も、この水をホタテガイの貝を使って飲みます。
この季節、ここからまた次の村へ向け多くの巡礼者が出発していきます。
もう1か所巡礼路の街を訪れます。
Koji
最近、注目を集めているフランス国境の『オンダリビア』は何とも可愛らしい街です。
綺麗に彩られたベランダが絵になりますね。
観光地でありながら、日常生活が感じられるのもいいです。
ここはピンチョスで有名なGRAN・SOL、昼から賑わっています。
おすすめのレストランはLa Hermandad de Pescadores
船の模型が魚介類が美味しいことを物語っています。
席はほとんど予約で一杯でしたが、時間が早かったので、夜10時からの予約席に座ることが出来ました。
このレストランのおすすめは魚介のスープ(自称世界一)。
昼食で食べた漁港の濃厚スープとは違い、ハマグリのエキスが効いたあっさりとしたスープです。どちらも美味しいスープです。
2品目はイカ墨煮、これはスープ以上に美味しいです。ただ一人だと少し量が多い、、、
食事が終わったころにはすっかり日も暮れ、外ではお酒を飲みながら席を待つ人々が。
他のレストランのテラス席は大賑わいです。
この季節はテラス席もいいですね。
旧市街も街路灯に照らされ雰囲気満点です。
石畳に石と木を組み合わせた家が似合います。
旅もマドリードへ戻るだけとなりました。
途中、巡礼路の街を2つほど寄っていきたいと思います。
Koji