アンダルシア州のほぼ中心にスペイン屈指の大貴族オスナ公爵家の都であった『OSUNA』の町があります。


セビリアから列車で約1時間(約10)、車があるとアンダルシア各地に足を伸ばせる立地です。町の起源はローマの将軍ポンペイウスの時代にまで遡ります。ちなみにポンペイウスのスペイン遠征中にバスク地方につくられた町が牛追い祭りで有名なパンプローナです。
その後、イスラム支配時代を経て1264年にカラトラバ騎士団(スペイン最初の戦闘騎士団)の拠点となりました。


カラトラバ騎士団の十字架

15世紀に騎士団長であったペドロ・デ・ヒロンにオスナが与えられ、ヒロンの子孫が16世紀にフェリペ2世によりオスナ公位を授けられた。


高台からの景観



町の通りには、往時の繁栄振りが伺える住居が多く残っています。



1ブロックがほとんど1軒の家になっています。





歴史美観地区のような通りも



そして、この町で一番の見所は参事会教会



案内の女性(無駄話をしていると怒られます)



内部は美術館になっており、貴重な絵画や調度品が飾られています。
またオスナ公爵専用の豪華な地下礼拝堂を見学することも出来ます。
(撮影は禁止されています)

また、この町はヨーロッパ他国からTV取材なども来る美食でも有名です。
街角にあるバルでは手の込んだタパスを楽しむことが出来ます。



内装はコテコテなバルですが、料理は凝っています。



こちらはバカラオ(タラ)、下は豚肉を使ったブルーベリーソースの料理です。



もちろん、伝統的タパスもございます。



こんな歴史と美食が楽しめる町に、ぴったりの宿を次回ご紹介したいと思います。


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