22 治安
2013.02.05
これから学生の方の卒業旅行シーズンとなり、ここバルセロナでも多くの日本人旅行者を見かけます
ご旅行前に当営業所にも治安についてお問合せをいただきますが、
バルセロナは他のヨーロッパ大都市と比較しても決して危ない都市ではありません
例年日本では振込み詐欺が流行っていますが、
その犯罪手口や対策を知っていれば防げるものが殆どです
同様にここバルセロナでも、犯罪に巻き込まれないようにするためには、
その犯罪手口を知り、被害に遭わないような対策が必要です
より安全に楽しいご旅行にしていただくために
現地からの生の声をお届けいたしますので参考にしていただければと思います
どのような人が被害に遭いやすい
→海外旅行初心者よりも旅慣れて自分は被害に遭わないと思ってる人
→いかにも旅行者という持ち物を持っていたり、格好をしている人
対策
周囲を意識し多少の緊張感を持つこと。
高価なもの身につけない。ガイドブックを手に持ってキョロキョロしない。
ガイドブックも必要なページのみのコピーを持ち運ぶのがベター。
どのようなモノが狙われやすい
→1位は現金、2位はiPhone、3位はパスポート、4位はカメラなど
対策
現金は小分けにして多額を持ち歩かないこと。
iPhoneはレストランやカフェのテーブルに置かないこと。
パスポートは信用できるホテルセキュリティBOXに預け、コピーを持ち歩くこと。
カメラは首からぶら下げないこと。
最近どのような手口が流行ってるの
→目隠しスリ・・・新聞紙や雑誌を読みながら近づき、
手の動きが見えないよう目隠しとして利用し、鞄などから貴重品を取ります。
対策
怪しい人が近づいてきたら、鞄は前、財布なども前ポケットで常に押さえておくこと
→ケチャップ泥棒・・・服や鞄にかけて、拭きとる手伝いを申し出てきます。その隙に、
鞄やポケットから貴重品を抜き取ります。泥やアイスクリームの場合もあります。
対策
手伝いを断り、その場から立ち去ること。
→偽警官・・・私服警官を装い、薬物や偽札を持ってると指摘し、
財布の中身を見せるように要求し、その財布からお札を抜き取る。
写真を撮ってくれと通行人に頼まれ、その途中に偽警官が近寄ってきて
財布提示を要求され、通行人も応じてるため応じてしまう場合もあり。
すべて仲間内でのグル行為。
対策
本物の警察であるか確認するために、警察手帳を見せてもらい、
警察署またはパトカーで対応すると提案。
手品のようなのでほとんどの場合、お札を抜き取られたことを気付かない。
→物乞い/物売り・・・バラなどを1EURで買ってくれと近づいてきたり、お金を恵んでくれと
近づいて財布を出した瞬間に財布を触られたりし、その隙にお札を抜き取る。
対策
狙いはあなたの財布の開かせることです。無視すること。
→番外編①・・・友達のように肩を組んできたり、馴れ馴れしく触ってくる人は要注意。
一緒に盛り上がってる隙にあなたの財布がスラれていることも。
対策
しっかりと見極めが必要です。
→番外編②・・・
Shellゲームといって、3つの箱の中のどの箱にボールが入っているか当てるゲーム。
ランブラス通りで流行っている遊び。http://www.youtube.com/watch?v=5h5BxW1Eo9E
対策
手品というよりグループでさくら役も含めた詐欺です。周りの半分はグルです。
答えがわかっても絶対にやらないこと。
どこでの被害が多いの
→空港から市内までの電車や駅。
サンツ駅、カタルーニャ広場、ランブラス通り、カンプノウ、地下鉄。
対策
自分に近づいてくる人、または見てる人がいないか確認。
そして、貴重なものを持ち歩かない。
~お役立ち集~
・【在バルセロナ 日本領事館】 安全情報
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/japones/segridad.htm
・【在バルセロナ 日本領事館】 緊急時の連絡先
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/download/triptico_seguridad.pdf
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By バルサ