セビリアから列車で2時間弱で大西洋に面した『CADIZ』の街に到着します。歴史は古く3000年前まで遡ります。



拡大するとこうなっています。昔は陸続きでは無く島だったそうです。(福岡の海ノ中道のようになっています)



カディスの街の先端部には2つの海上要塞があります。



一つは16世紀のサンタ・カタリーナ城、函館の五稜郭のような形で一部が海に突出しています。



18世紀には刑務所としても使われていたそうです。



現在はカディスの歴史などが展示されています。



もう一つはサン・セバスチャン城、要塞全体が海の中に建てられています。



要塞に続く道は防波堤の役割も果たしているようです。当時の工事はさぞ大変だったことでしょう。



灯台の跡のような台座が残っています。かなり広い敷地です。



大西洋側の海はこの時期波が高く、潮吹き穴は格好の遊び場です。大航海時代にはコロンブスがここからアメリカ大陸を目指しました。その後のイギリス海軍や海賊から街を守るためにこれらの要塞が築かれ、今に至っています。



サン・セバスチャン城近くの「Virgen de la Palma」通りには多くのBARやレストランがあります。



道端で生ガキや



生ウニ、エビなどが売られています。



アンダルシアらしい陽気な雰囲気一杯の通りです。



大西洋に沈む夕日もこの街の魅力の一つです。



次回は旧市街をご紹介します。


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