ここ最近、日中は25℃前後と観光に最適な季節ですが、観光シーズンになるとスリ・置き引きが多発してきます!
スペインの2大都市、バルセロナとマドリードは他のヨーロッパ大都市と比較しても
決して危ない都市ではありません。
しかしながら、やはり被害に遭われる方がいらっしゃるのも実情です。
スリ・置き引きの被害に遭わないようにするためには、その手口を知り、対策を立てておくことが重要です。
①どのような人が被害に遭いやすいか
→旅慣れている自分は被害に遭わないと思ってる人
→いかにも旅行者であるという持ち物を持っていたり、格好をしている人
対策
・常に周囲を警戒し、多少の緊張感を持つこと。
・高価なものは身につけない、持参しない。
・ガイドブックを手に持ってキョロキョロしない。
・携帯電話を見ながら歩かない。
②どのようなモノが狙われやすい
→1位は現金、2位はiPhone・携帯、3位はパスポート、4位はカメラなど
対策
・現金は小分けにして多額を持ち歩かない、カードは可能な限り財布と別で所持。
・iPhone、携帯はレストランやカフェのテーブルの上に置かないこと。
・パスポートはホテルのセキュリティBOXに預け、コピーを持ち歩くこと。
・カメラは首からぶら下げないこと。
③流行りの手口とは
→目隠しスリ・・・新聞紙や雑誌を読みながら近づき、手の動きが見えないよう目隠しとして利用し、
鞄などから貴重品を取ります。
対策
・怪しい人が近づいてきたら、鞄は前にしチャック部分を手で常に押さえておくこと
→物乞い/物売り・・・バラなどを買ってくれと近づいてきたり、お金を恵んでくれと近づいて
財布を出した瞬間に財布を触られたりし、その隙にお札を抜き取る。
対策
財布を取り出し開けさせることが目的なので、完全に無視すること。
→声かけ・・・1人が後ろから声をかけて振り向かせ注意を引いている間に、
別方向から仲間が財布や鞄をひったくっていく。
対策
声を掛けられても無視すること。
④被害の多い場所
→空港、駅、地下鉄車内、人通りの多い場所、ホテルを出てすぐのところなど。
マドリードだとアトーチャ駅、チャマルティン駅、マヨール広場、ソル広場、サンティアゴ・ベルナベウなど
バルセロナだとサンツ駅、カタルーニャ広場、ランブラス通り、カンプノウなど
対策
自分に近づいてくる人、または見てる人がいないか周りを確認すること。
そして、高価なもの、多額の現金などを持ち歩かない。
~お役立ち集~
・【在スペイン 日本国大使館】 安全情報
http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/consular/index.html
・【在スペイン 日本国大使館】 緊急時の連絡先
http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/anzen/anzen_higainiattara.html
・【在バルセロナ 日本領事館】 安全情報
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/japones/segridad.htm
・【在バルセロナ 日本領事館】 緊急時の連絡先
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/download/triptico_seguridad.pdf