スペインが誇る天才建築家、アントニオ・ガウディ。
彼が初めて手がけた建築「カサ・ビセンス」は130年の間、個人邸宅として利用されていましたが、
ついに昨年の11月より一般公開されました。
本日は、そんなバルセロナで最も古いガウディの作品をご紹介したいと思います
当時の流行の先駆けとなったこちらの作品。
タイル職人だったビセンス氏の別荘として建設されたため、
色鮮やかなタイルがふんだんにつかわれていて、とてもかわいい
こちらの作品は自然をモチーフにしており、柵や壁、天井などいたるところに植物が見られます
実は、こちらの外柵の一部をグエル公園にも移動して使用しているので、
この後にグエル公園を訪れていただき「あ!これだ!」と発見する楽しみ方もあります
ムデハル様式という、イスラム教とキリスト教の二つの文化の建築様式を融合させた独特なデザインや、部屋ごとに違う顔を持つつくりは見ていて飽きません。
1899年にビセンスさんから所有者が変わり、さらに増築されました。
左がガウディが作ったもの、右が新しく模倣されたもの。
よく見てみると違いがわかりますね
他にも窓の大きさやデザインなどが少しずつ変わっていて、その違いを見るのもとても面白いです
屋上にも上がることができます。
ここは写真スポットですね
同じくガウディの代表作である、サグラダファミリアやカサミラとは
また少しちがう雰囲気を持つ「カサ・ビセンス」
私の中では、バルセロナで一番好きな建築物です
皆様もバルセロナに訪れた際にはぜひ、ガウディのほかとは一味違う作品を楽しんでいただければと思います
入場券のご購入はこちら⇒ https://activities.his-j.com/TourLeaf/BCN0222.htm
H.I