アルゼンチン 2021.08.26

こんにちは、HISネイチャーワールド・秘境旅行専門デスクです。

今日も世界各地の仲間からメッセージが届いております。
お届けするメッセージは、大自然、タンゴ、ワインと
魅力たっぷりのアルゼンチンから。

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皆様、こんにちは!
HISのパートナーとして手配を請け負う、
アルゼンチンのブエノスアイレス在住の古畑です。
 
 
アルゼンチンでは依然としてコロナウイルスの感染状況が落ち着かず、
海外からの外国人の入国も原則的に禁止されているため、
まだまだご旅行頂く事ができませんが、少しずつ緩和されている規制に伴い、
ブエノスアイレス市内の交通量はコロナ前の8~9割まで戻っているようで、
街中も場所によっては結構賑わっています。
早く旅行が可能になり、多くの旅行者がアルゼンチンに
ご訪問される事を心待ちにしています。
 
さて、アルゼンチンという国に皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?
メッシやマラドーナといったレジェンドプレイヤーを輩出したサッカー大国である事。
アルゼンチンタンゴも有名だと思います。
そして今回私がご紹介したいのは、アルゼンチンが牛肉大国であるという事です。
アルゼンチン人はとにかく牛肉が大好きで、牛肉をよく食べます。
どれくらい食べるかと言うと、日本人にとっての米が、
アルゼンチン人にとっては牛肉という位で、主食とすら言える程です。

最近は国内の経済状況が芳しくないため、牛肉の消費量も減少傾向にあり、
以前は一人あたりの牛肉消費量が世界一でしたが、今では世界一ではないようです。
それでも、南米の近隣諸国はもとより、北米やヨーロッパでも、
アルゼンチンと言えば牛肉が美味しい国とイメージする人が多いそうです。
 
 
和牛のような霜降り肉ではなく赤身の肉ですが、柔らかくジューシーで、
肉の味を感じられるのがアルゼンチンの牛肉です。
霜降りよりも赤身肉派という方は、きっと美味しいと感じるはずです。
日本でも美味しい牛肉は食べられると思いますが、美味しい牛肉がとにかく安く買えます。
例えば肉屋でサーロインステーキの部位が、
ここではBife de chorizo(ビフェ・デ・チョリソー)といいますが、
100グラム60円というような料金で売られています。
おかげで私も、週に2回はわらじのようなステーキを食べています。
 
 
アルゼンチンの人口は4500万人位ですが、牛の数は6000万頭以上いるそうです。
スペイン植民地時代の16世紀頃に放牧された牛は、
広大なパンパで爆発的に繁殖し、19世紀前半頃までは牛の革や肉の交易が
ブエノスアイレスの主産業でした。
19世紀末から20世紀初頭にかけてブエノスアイレスは
大量のヨーロッパからの移民が入り、大発展を遂げて現在のような大都市に発展していますが、
放牧によって培われた牛飼いのガウチョ(カウボーイ)や、フォルクローレなどの音楽、
アサード(バーベキュー)などの文化は根強く残り、現在の牛肉文化に行き着いています。
 
 
アサードというのは、週末に親族や友人を集め開かれるバーベキューで、
炭や薪で牛肉の塊をじっくりと時間をかけて焼き、味付けは基本的に塩だけですが、
地域や家庭によって手法が異なったり、こだわりがあり、非常に奥深いもので、
アサードを焼けるようになったら一人前という感覚もあるそうです。
このアサードはアルゼンチンの国民食と言えますが、年に1回、
ブエノスアイレスで最も主要な7月9日大通りを歩行者天国にして、
国内一のアサードを決める大会が行われる程で、重要な文化のひとつとなっています。
 
 

 

もし牛肉が好きで、まだアルゼンチンに来た事が無いという方は、

本当にアルゼンチンの牛肉は美味いのか、確かめに来てみませんか?
地球の裏側の国なので、そんなに気軽には来れませんが、

もちろん牛肉だけでは無い魅力がアルゼンチンには沢山ありますよ。

実は数年前から、アルゼンチン牛の日本への輸入が解禁になっていて、

日本でも食べられるようになっているのですが、やっぱり現地で食べてもらいたいですね。

今回は、個人的に大好きなアルゼンチンの牛肉の話をさせて頂きました。

世界の状況が落ち着いて、また旅行ができるようになったら、
ぜひアルゼンチンへの旅行を検討してみて下さい!


アルゼンチンのコースについては⇒コチラから

ブエノスアイレスのパートナー 古畑さんからのメッセージでした。

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