テーマ： フランスのおすすめ観光地
Chambre d'Hote シャンブルドットといわれる、田舎のB＆Bに宿泊しました。
こちらが今回宿泊した南仏の雰囲気たっぷりの可愛らしいシャンブルドット
Mas Vacquières です↓
オランダから来たThomas et Miriam van Dijke夫妻が営む、感じのよい家族経営のシャンブルドットです。
場所は、Saint-Just-et-Vacquières という、アレス（Ales）とユゼス（Uzes）の真ん中くらいに位置する小さな村にあります。
Saint-Just-et-Vacquières は村というより、むしろ家が数件集まる集落のような場所です。
ここへ来る途中道に迷ってしまい、隣村のSaint-Justで農家の老夫婦に道を尋ねたところ、わざわざ村の途中まで案内してくれ、「もし今夜の宿泊場所が見つからなかったら、うちに泊まりに来なさい。」と声をかけてくれました。
なんだかフランス版「田舎に泊まろう」みたいだなぁ、と南仏の素朴な人々にとっても感激しました。
その後、５分ほどで無事シャンブルドットに到着。
すでに夜になっていて、真っ暗な中セミの鳴き声だけが聞こえてきました。
翌日、さっそく村を散歩してみました。
シャンブルドットの周囲では、このかわいい子犬がトコトコとついてきました。
私たちが宿泊した家も素敵ですが、周りにも石で出来た趣のある古い家が建っています。
シャンブルドットの広々としたリビングルーム↓
天井から明るい光が差し込んでいます。
こちらが私たちが宿泊した部屋です↓
白い壁とアーチ型の入口の可愛らしい内装です。
フランスでは珍しく、なんと窓に網戸がちゃんとかかってました。
以前フランスの田舎のシャンブルドットには何度か宿泊しましたが、田舎を満喫できるのと同時に、夜蚊や虫に悩まされたり、シャワー設備が良くなかったり、余り清潔でなかったりしたところもありました。
しかしここは部屋も清潔、シャワー設備もモダンな作りで、なんの心配もなくゆっくり寛げました。
オーナー夫妻も気さくで親切です。
各部屋デコレーションが違っていて、こちらの部屋も素敵です。
ここは朝食テラス。
Saint-Just-et-Vacquièresの家々と森が見渡せます。
山の中にある村だけあり、朝は涼しく爽やかな風が吹いていました。
朝食はコンティネンタル式。
クロワッサンと絞りたてオレンジジュース、カフェオレ、フルーツなどがテラスのテーブルに並べられます。
２階のテラスで食べる朝食は格別！
とっても気持ちがいいです。
そして家の外観と内装も素敵ですが、もう一つとっても気に入ったのがこの庭です↓
廃墟だった家の構造を利用して断層をつけてそれぞれのステージがテラスになっています。
庭の草花もとてもよく手入れがされていて、南仏の雰囲気いっぱいの庭に仕上がっています。
都会の喧騒から離れてのんびりと日に当たりながら、ゆっくりテラスで過ごすバカンスもいいですね。
そしてその隣には、プール。
この廃墟の家を利用して作ったプールもとっても独特です。
シャンブルドットから車で３０分ほどのところにある、ユゼスという街へ出かけてみました。
ここのオーナーもおすすめの街で、地球の歩き方(南仏編)には、「南仏でもっとも美しい街並みと言われる」と紹介されていました。
次はこのユゼスの街をご紹介します。
つづく
(HISパリ支店 NI)
インフォメーションMas Vacquières
Thomas et Miriam van Dijke
30580 Saint Just et Vacquières
http://www.masvac.com/TEL +33 466 83 70 75
Email info@masvac.com
