アヴィニョンへの帰路、カスティヨン・デュ・ガール(Castillon du Gard)
という丘の上の小さな村に立ち寄りました。
アヴィニョンの西、ポン・デュ・ガールの少し北に位置します。

この辺りの石は黄色を帯びていて、この石で村が作られているので、最初に村を見たときに黄色いカラフルな村だなぁという印象を受けました。
また村は丘の上にあり、余り観光地化もされていないため、中世都市(medieval village)として古い家々が残されてきたそうです。

H.I.S.パリ支店の日記

村の入口にある像。
カステリオンCastelioneはこの村の昔の名前だったそうです。
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村の城壁の外からは周りの森や小さな村を眺めることができて気持ちがいいです。
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その日は日曜日で、蚤の市のようなものが開催されていました。
教会の前のメイン通りは蚤の市で賑わっていましたが、他の路地や道は静寂に包まれていました。

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建物1つ1つとっても、とても趣きのある外観で、村の路地も全て石畳で埋め尽くされていました。
コンクリートを全く見ない村です。
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こちらは村はずれにあるチャペル。
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非常に小さな村なので、15分もあれば村を一周できてしまいます。
村はずれから路地を通って教会へ。
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教会の横には小さなカフェがありました。
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もう少しゆっくりしたかったのですが、その日は最終日だったので先を急ぐことにしました。
カスティヨンの村を後にします。

ここからアヴィニョンへはすぐだったのですが、せっかくの晴天なので最後にもう一度この南仏の気候を満喫しようと、再び北上し、Vallon Pont d'Arc へ向かいました。

2時間ほどでVallon Pont d'Arcへ到着。
前回カヌーをした日に比べるとかなり涼しいですが、それでも川はカヌーや川遊びをする人たちでいっぱいでした。
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前回はカヌーに必死で全く寛げなかったので、今回はゆっくり砂浜で過ごすことにしました。
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午後5時、Vallon Pont d'Arcを後にします。
夜8時のTGVへ乗るため、アヴィニョンへ向けて出発です。

Vallon Pont d'Arcからアヴィニョンまでは、
ゴルジュ・ド・ラルデシュ(Gorge de l'Ardeche)
と言われる大きな渓谷に沿って道があります。
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しかしながら、この山道・・・
下の方の道はガードレールがあるのに、頂上付近にはガードレールがないのです。
(フランスでは景勝を保護するために、景色の良いところではガードレールがありません。)
こんなカーブでは、ちょっと景色に見とれていたら、そのまま断崖絶壁に急降下です。。。
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先日カヌーで下った川が見えました。
この渓谷を24キロの距離をカヌーで下ったのでした。
本当にこの渓谷は壮大で、これはフランスのグランドキャニオンだなぁ・・・というような印象を受けました。
車で走っても走っても渓谷は続き、壮大な景色と断崖絶壁ガードレールなしの恐怖も続きました。
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しばらくすると、ようやく道路も下りはじめ、断崖絶壁もなくなってきました。
しかしまだまだガードレールの無い道は続いているようです。。。

カヌーの到着地が下の川に見えてくると、周りに家もちらちら見られるようになり、村に入ったようでした。

再びアヴィニョンへ到着したのは、夜7時。

ついこの間胸を躍らせてアヴィニョンTGVの駅へやってきたのが思い出されました。
5日間の南仏の旅もあっという間でしたが、違ったフランスを沢山発見できました。
日光も一日中浴びてかなり日焼けをしてしまいましたが、プロヴァンスの雰囲気を満喫できた旅でした。

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来週からまたパリからの情報をお届けします。


(HISパリ支店 NI)

clover インフォメーション

Gorge de l'Ardeche
http://www.vallon-pont-darc.com/site/

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    2024.05
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