2006.09.29

「ニュージーランド」と聞いて真っ先に連想するもの、それはほとんどの人が「羊」と答えるんじゃないでしょうか?私もこの国に来る前は、羊が普通にその辺を歩いていると思ってました。smile 実際には、オークランドの街中に住んでしまった私は、初めてナマ羊にお目にかかるまでにはだいぶ時間がかかりましたけど・・・。


さすがに街中を人間に混じって歩いている事はないものの、一般的なイメージ通りこの国には人口より羊の数の方が遥かに上回っていて、年々その数は減っているものの人口の約10倍いると言われています。やっぱり、 の国ですね。think

それならやはり、日本からニュージーランドに旅行にいらっしゃった方は、ニュージーランド名物 “羊の毛刈りショー” を見て帰らない訳にはいきませんsign03

このショーで有名なのが、以前オークランドから気軽に行ける観光地として紹介したロトルアにあるアグロドームです。


アグロドームは、1970年の大阪万国博覧会で、ゴッドフィレー・ボーエンと言う当時の毛刈りの世界チャンピオンがニュージーランドの代表として羊と羊の毛刈りを紹介したのが始まりです。大阪万博で好評だった羊ショーをニュージーランドに持ち帰り、ロトルアの牧場を利用して翌年から始めました。ここではニュージーランドを代表する19種類もの羊たちを楽しい解説とともにご紹介し、その後トップシェアラーと呼ばれる羊の毛刈り職人が羊の毛刈りのデモンストレーションを行います。


羊の毛刈り職人は毎日9時間労働で、その時間内で平均約300頭の大人の羊、約400頭の仔羊の羊毛を刈るんですよsign01ちなみに、1頭の羊で約1ドル(約80円)のお給料です。毛刈りにはかなり高い技術が必要とされ、何時間で何頭の羊の毛を刈れたかどうかという事を、しょっちゅう競いあっています。


余談ですが、皆様は羊の毛で作られた製品を何かお持ちですか?羊毛は防火性、静電気防止性があり、30%未満の水分を含んでも濡れた感じを防ぐと言う特徴があります。その他にも優れた保湿性と弾力性を持ち、丈夫で長持ちするのです。人工的に作られた繊維が、この天然の産物の優れた特徴を上回る事はありません。ニュージーランドのお土産に、羊毛製品を是非どうぞ。


アグロドームの羊ショーでは、毛刈りの他にお客様が参加して乳牛の乳搾りに挑戦出来たり、牧羊犬の活躍する姿を見れるなど盛りだくさんです。また、英語の分からない方でもヘッドフォンで日本人による日本語解説を聞けるので楽しめます。

H.I.S.オークランド支店でも、このアグロドームの羊ショーが見れる2泊3日のパッケージツアーや日帰りオプショナルツアーなど各種取り扱っておりますので、興味の沸いた方はお気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。


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