みなさんこんにちは!
”SDGs”
耳にする機会が非常に増えてきましたよね。みなさんも一度は聞いたことがあると思います。
ただ、「SDGsって具体的に何のための政策なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるはずです。
そこで今回はSDGsの基本的な知識も含め、ニュージーランドが力を入れている取り組みをご紹介していきたいと思います。
このブログを読み終わる頃にはあなたもエシカル思考になっているかも?ぜひ一読していただけると幸いです
01:SDGsってなんのための政策なの?
まず、SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」略称になります。
2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国により、2016年から2030年の15年間で達成するために目標として掲げられました。
噛み砕いて説明すると、「世界にある課題を、世界で解決するための目標」と言えます
また、SDGsは、普遍的な目標として「誰も置き去りにしない」という約束を掲げており、この約束のために17の目標と169のターゲット(※具体的な指標)を制定しました。これがSDGsになります。
環境破壊や人権問題、貧富の格差など、日本でも取り上げられることが多いトピックですね!
以下の表をご覧ください。ニュージーランド、そして日本…見つけられましたか?
2020年時点で、ニュージーランドは16位(79.20pt/100pt)。そしてなんと次いで日本が17位(79.17pt/100pt)という結果でした。
上位を占めるのはほぼほぼヨーロッパ圏内になります。さすがですね!
でも、「あれ?思ってたより日本と差がない!」と思った方!ぜひ次の図をご覧ください
このグラフはNZの各項目ごとの結果※です。
頂点から時計回りに17項目並んでいるのですが、特に「7,10,14,15」の項目が飛び抜けているのが分かりますか?このグラフは以上4つの項目の達成度が非常に高いことを示しているのです!
具体的には…↓↓↓
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
10:人や国の不平等をなくそう
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさも守ろう
実は、この中から7,14,15は世界的にみても非常に重要で優先度が高い項目なのです。
先ほどSDGsは2030年までの達成目標だと説明しました。しかし、急いで対策しなければならない項目もあり、中でも環境問題、地球温暖化は早急に対策したければいけない課題と言われています。
重要視されている課題の達成度の高さから、私は特に気候変動や環境問題の観点でニュージーランドは大きく世界をリードしていると言えると考えています。
※2016年度から達成度は維持、又は改善され続けています。
04:ニュージーランドのここがすごい!ー力を入れている取り組み②具体事例ー
具体的な取り組み例として①再生可能エネルギーの普及率の高さ(SDGs7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに)②自然環境の保全を目的とし、2050年までに外来哺乳類の根絶を目指す目標が設立(SDGs15:陸の豊かさも守ろう)などの事例が挙げられます。
特に再生可能エネルギーに関しては、世界の中でもトップレベルの普及率を誇り、国内の発電量は約80%にも及びます。
さらに、首相のJacinda Ardernは「2035年までに再生可能エネルギーによる発電のシェアを100%にする」とも公言しており二酸化炭素削減への強い意欲を見せています。
いかがだったでしょうか?
特に環境保全の点では各国ニュージーランドを見習っていきたいですね!
また、この目標達成は我々市民の行動も大きく関わってきます。ぜひこのブログをきっかけに少しでも興味を持っていただけると嬉しいです
Written by Carrie
[参考文献]
「Sustainable Development Report 2020,The Sustainable Development Goals and Covid-19」,2020
https://dashboards.sdgindex.org/
「New Zealand Sustainable Development Goals 」,2017
「SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説」
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
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