皆さん、こんにちは!Azusaです。
ずっと前にサンティアゴデクーバについてご紹介させていただいてから、
時が経ってしまい大変失礼致しました。
前回は、革命広場、革命博物館、モロ要塞について触れました。
今回はそれ以外に訪れた象徴的な場所についてご案内させていただければ、と思います。
何といっても圧倒的だったのはサンタイフェニア墓地です。
キューバの著名人の多くがこちらの墓地に眠っております。
巨大ドームに囲まれており非常に広い敷地をグルグルと回ります。
キューバを率いたカリスマ、フィデル・カストロのお墓が入口を入ってすぐに
見つかります。彼のお墓を参るためにここを訪れる観光客が後を絶ちません。
生前から常にすべての物事に対し質素を好み、自分を偶像崇拝されることを嫌った
カストロ。「FIDEL」とシンプルに彫られた墓石のみになっているのは本人の希望
によるものです。キューバ人は通常亡くなった後は埋葬されるのですが、カストロは
死後は火葬にするように周りに伝えてあったため、火葬の流れとなりました。生前も
贅沢はせず、給料も国民と同じ。常に国民と同じ目線で生きようとしたリーダーであり、
多くの国民に愛され、生前はもちろんのこと、死後4年弱がたった今でも愛され続けております。
カストロから少し離れた場所にホセ・マルティのお墓が見えます。
小型のドーム内に象徴的に祀られており、見る者の目を惹きつけます。
第二次独立戦争の指導者であり、国の英雄であるホセマルティからはカストロも
多大なる影響を受け、常に尊敬しておりました。今では空港の名前となっております。
奥に入ると、ブエナビスタクラブの大スター、コンパイ・セグンドのお墓もあります。
正直とっても見つけにくいので、行き方は周りの人に聞くのがベストです。
音楽を愛した彼ならではギターのお墓となっており、感動しました。
ブエナビスタの映画が2本ありますが、それを通じてその人柄や音楽に惹かれて
おりましたので、見つけたときは嬉しかったです。いつも笑顔でおおらかな性格は多くの人を魅了
し、女性関係も非常に豊富でした。エネルギッシュで巧みな演奏で人々を熱狂させた
ブエナビスタクラブの第一人者であります。彼の魂が生き続けているかのような
そんな錯覚に陥りました。
外へ出ると常に火の灯った聖火があり、荘厳な雰囲気を醸し出しております。
さて、続いては、「コブレの聖母寺」に行ってまいりました。
中心部からタクシーでひたすら山奥へ30分~40分走らせると小高い丘の上
に見えてきます。
ヘミングウェイの小説「老人と海」の中に出てくることで一躍有名となりました。彼がノーベル賞
のメダルをここに奉納したことで知られ、それに因んでスポーツ選手などが奉納したたくさんのメ
ダルが堂内に置かれています。
キューバの守護神であるカリダーと呼ばれる褐色の聖母像が安置され、崇拝の対象
となっております。
みんなが聖母に向かって次々と頭を下げている姿が印象的でした。
その後、中心部に戻ると現実世界に引き戻された感じがしました。
ハバナと同じようにマレコン通りと呼ばれる湾岸に到着。
CUBA と書かれた大きなロゴの前でみんな記念撮影していて、
微笑ましい光景でした。
少し付近を散歩しているとカラフルな素敵な景色も見えてきました。
サンティアゴデクーバは坂が多く、上がったり下がったりするので景色がどんどん変わるのも
魅力的です。
あと、キューバといえばやはりモヒート。
モヒートの名店、ボデギータデルメディオで一杯いただくのもお忘れなく♪
以上、サンティアゴデクーバ記をお届けしました!
様々な歴史の詰まった古都・サンティアゴデクーバをぜひ直でご覧になっていただければと
思います。
どうやって行ったらいいの?などわからないことはたくさんあるかと存じますが、
そこは我々スタッフが丁寧にご説明させていただきます。
フライト、ホテルなどの手配も承っております。
今のこのコロナ禍の現状では残念ながらお手配できない状況ですが、
また皆が自由に旅行できる日々が戻りましたら、私共も全力でお手伝い
させていただきたいです。
ぜひ、お気軽にご相談くださいませ!!
それでは皆さん。
キューバでまだお会いできる日まで, ごきげんよう
AZUSA