テーマ： インド国内他都市
ガンジス河といえばバラナシ
ベナレスやバナラシとも呼ばれますが
ムンバイやコルカタ、ベンガルールなど
インド表記が主流のご時世に合わせてバラナシで統一します
そんなバラナシ ガンジス河はバラナシだけにあらず
その源流はヒマラヤ山脈 そして上流に位置する街リシケシ
ヒンズー教徒にとって聖地とされるガンジス河
デリーから列車で気軽に行ける となれば行くしかあるまい
というわけで シャタブディ特急に乗って玄関口のハリドワールへ
朝６時半の出発で１１時着という 約４．５時間の鉄道の旅
真っ暗なニューデリー駅に眠る人々
列車が到着し 彼らが動き出すや
駅の中は 押すな押すなの大混雑
もちろん満席
でも窓の外を眺めれば 気分はすっかり旅人
ハリドワ－ル駅に到着
駅を出るや
ま、マイケル・ジャクソン！？
いえ 巨大なシヴァ神のオブジェ
なぜシヴァ神？
解説】かつてガンジス河が怒り洪水を起こしました
するとシヴァ神が塞き止めてそれを髪に閉じ込めた のだそうです
なのでリシケシとその玄関口のハリドワールにはシヴァ神がたくさん
座っているものから
けっこうリアル
頭から水を出しているものまで
どこもかしこもシヴァ神だらけ
ハリドワ－ルのガンジス河の様子
流れが早い！ そして水が綺麗 というのが第一印象
バラナシとの違いはその静かさ
沐浴しているそばでは
牛や猿、犬など動物がたくさん
これぞまさに犬猿の仲というシーンも
本当に仲が悪いのだと実感
しかしこのガンジス河の静けさ
バラナシとは全く違う世界
河の流れにしばし思いを馳せてみる
物乞いも土産売りの声もなく（ゼロではありませんが）
ヒンズー教の聖地たる雰囲気を堪能
そして河を渡ると見えてくる巨大なシヴァ神
ド迫力！
聖なるガンジス河への敬虔さ
道のはずれにある木にも
よく見るとシヴァ神が
ロープウェイでマンサデビ寺院に上れば
上空からの悠々と流れるガンジス河の眺め
静かにゆったりガンジス河を感じるハリドワールでのひととき
明日は 陸路で約４０分のリシケシへ向かいます
HISデリー支店 古賀
