アジアな顔と緑に囲まれたインドの別世界ダージリン
デリーも世界で一番緑が多い首都 なんて言われていますが
確かに緑に囲まれてはいるものの
ダージリンは緑に包まれた世界 という表現がぴったり

空港とダージリンの街のちょうど真ん中あたりにある街カシオン
お茶畑がたくさんあることで有名
ツアーでお客様をお連れするデリーの紅茶屋
そこに売られている紅茶は

実はこのオーガニック茶園のものです
ダージリンで最も古いオーガニック茶園Singell Tea Estate
延々とつづくMr Subba
情に厚いネパールのゴルカ族の末裔
講義はさらに熱を帯び
Subba教授の特別屋外講義に出発
肥料は
牛糞を集めて
そのまま肥料にするのではなく

草と一緒に発酵させて
さらっさらで無臭の状態にするこだわりっぷり
教授のオーガニックにかける情熱と愛を感じます
一面ずらりとすべてびっしりとお茶の木 と思われがちですが

隙間を開けて 別の植物を置くことで生まれる共存関係
害虫を寄せ付けない香りを出す葉っぱだったり
実や種が養分になる植物だったり
害虫がついている場所は旗で印をつけて

早朝にしっかり除去します
雨が降りがちなこの時期

お茶積みは傘をさして行うことも

「写真撮ってもいい?」
「あらやだ こんなことならお化粧してきたのに」
ちなみにコレお茶の花
場所により葉っぱにより味も色も香りもそれぞれ
その答えは 豊富な恵みの雨と寒暖の激しい気候
そして独特な土壌 これが一番の理由だそうです
Subba教授の屋外特別講義
締めくくりは セカンドフラッシュのダージリンティー

砂糖入れるなんて野暮 ストレートできゅっとやってこそ粋
最高の香り ティーバッグのお茶では味わえない贅沢なひと時
大自然とオーガニック
そしてそこで生きる人々との出会い
1杯の紅茶が持つストーリーはどこまでピュアで深いものでした
つづく
HISデリー支店 古賀
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投稿: his-delhi -2010年7月29日 (木) 11時14分
■無題
わらびさん本当はもっとたくさん写真撮ってUPしたかったのですが、雨季なので バケツをひっくり返したような雨が、それも粒の大きなのがやってきて すぐに車の中に引き返す状態だったのです。ダージリンは6~9月は避けるべきです。 -
投稿: rose -2010年8月 2日 (月) 14時56分
■無題
朝もやの中の茶摘の写真、とても素敵ですね~きれいだ~写真とってもお上手で、毎回感心しています。 -
投稿: his-delhi -2010年8月 3日 (火) 14時15分
■無題
roseさん不肖古賀、写真の腕は素人レベルであります。最近、デジカメにデリーの砂が詰まり気味で故障が心配でなりません。。。