テーマ： インド国内他都市
２つの世界遺産
まずは先にできたアジャンタ石窟寺院から
アウラウガバードの街から車で約２．５時間
意外に走り心地のよい田舎道を走り
途中でトイレ休憩
遠くない？
アグラやジャイプルの途中にあるような
便器がピッカピカでびっくりするほど綺麗なトイレ
があるわけがなく
こんな感じです
予想はつきますが
念のため隣も見てみたのですが
大差なし
広大なデカン高原に向かって放つのもまた一興
アジャンタ石窟寺院では
通常の車を途中下りて 有料のバスに乗りかえが必要です
エアコンなしとエアコンつきの２種類
ある程度の乗客が集まらないと発車してくれないのですが
エアコンなしにはご覧のとおり
少しでも出費を抑えたいのは分かりますが
エアコンバスにも乗って
なかなか集まらないエアコンつきバスでしばし待つことに
「早く観光したいし そろそろ出発してほしいな なんて」
「まあ もう少し待とうや 兄ちゃん」
オヤジがあさっての方を見ながらつぶやきました
渋い 渋すぎる でも待ちたくない
約５分のドライブで入口に到着
馬蹄形の石窟寺院たちが見えてくるまで
階段を結構登りますが
６００ルピーもの大金をはたいて
籠に揺られていくリッチなインド人マダムを横目に
石窟寺院から石窟寺院の間も結構歩きますが
期待が大きいだけに全く気になりません
他のどの都市ともどの世界遺産とも違うこの雰囲気
なんとなく似ているかな？と思っていた
ムンバイから船で行く世界遺産エレファンタ島
全く違います
世界史の教科書で見たあの絵が目の前に
という感動
洞窟に入っていく冒険心と
長い歴史が無言で語りかける圧倒的な存在感
フラッシュでの写真撮影と
ビデオでの撮影は禁止
壁画と石窟を守るため
ほとんどの石窟ではくつを脱いで入場
ガイドの説明を聞いていると
中学校の世界史の授業を思い出します
ココは説明があってこそ楽しめます
歩けば歩くほどに謎が解けていくこの快感
未完成の石窟では
手前から奥に
そして上から下に彫っていったことが分かります
メインは最後の第２６窟
７メートルもの涅槃仏
インド人も携帯電話で撮影中
暗く長い石窟を抜け出すと
心地よい疲労感と吹き抜ける風がたまりません
トイレは第１６窟からちょっと下りたところ
予想していたよりも意外に綺麗
紙はあるわけがありませんが
あってよかった洋式トイレ
つづく
HISデリー支店 古賀
