2019.06.05

こんばんは!Nakagawaです。

5月25日にDFB-POKAL地域リーグ決勝戦がアシャッフェンブルクで開催されていたので観戦してきました。

・Viktoria Aschaffenburg(4部)  vs.  Würzburger Kickers(3部)

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天候にも恵まれ、逆に最近では考えられないほどの暑い日でしたが、サッカーするには最適な気温かなと。

アシャッフェンブルク(Aschaffenburg)はフランクフルト近郊都市で、フランクフルトから電車で30分程で到着できます。

会場までは距離があるので、観戦に行く際は中央駅からタクシーがベストですね。

さておき、DFB-POKALとは何かというと日本でいう天皇杯と同様の大会。

シード権はなく、ブンデスリーガ1部のクラブでも1回戦から参加しなければならなく、又、1回戦の組み合わせはアマとプロクラブに分けて抽選してアマとプロが必ず対戦するように組み合わせる仕組みになってます。

リーグが下のクラブでも、勝ち上がれば上のリーグのチームと出来る番狂わせ(ジャイアントキリング)が可能な1年に1回の最大の見せ場。

盛り上がり方も通常とは違い盛大です。

4部リーグの平均観客数はチームによって異なるのですが、このアシャッフェンブルクは今季レギオナルリーガーバイエルン州でトップの1000人越えです。4部全体で平均大体700人前後と考えたら、すごいですね。

今回ジャイアントキリングを目の当たりにしようと、6000人越えの観客がスタジアムに駆け付けました。

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席には紙吹雪が用意され、応援の準備は万端。

相手が3部であることもあり、力量の差がはっきりと出た試合でした。

終始攻め込まれ、ゴールを守る時間帯が多く、体を張って戦っていたのですが、前半中盤その拮抗が崩れました。

アシャッフェンブルクにも僅かながらチャンスはあったもののモノにできず、0-3で敗戦となりました。

負けていても最後まで戦うその姿勢に観客は心動かされ、応援したい、次は声援で勝たせるんだ!

そういう感情が生まれてくるんだと感じました。

ドイツは11部まであるサッカー大国。

各都市、街、小さな村にもサッカーチームがあるくらい人々に根深く浸透しているくらいです。

11部であってもクラブにスポンサーがついていて日本では考えられないほど、しっかりとビジネスが成り立ってます。

1部の試合は日本代表の選手もいて、知名度も高いですが、実はその下のリーグにもたくさんの選手がその舞台を目指して日々奮闘しています。

サッカーに興味があるそんなあなた、ドイツに旅行された際、1部以外に下部リーグを見学するだけで、また違った観点からサッカーを見ることができ、新たな発見があるかもしれません。

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Tschüss

Nakagawa

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