
ブログ読者の皆さんこんばんは!!
今夜のブログナビゲーターも
impresso添乗員 細野真由美です。
ブログナビゲーターの紹介
impresso添乗員 細野 真由美【HOSONO/MAYUMI】
得意エリア:モロッコ・チュニジア・中東全域
得意言語:アラビア語
趣味:アラビア書道、秘湯めぐり、バックパッカー、チワワと遊ぶこと
添乗ポリシー:中東はお任せ下さい!!
今回ブログでご紹介させていただくのは、以前7月にご紹介した
エキゾチックモロッコ9日間から生まれ変わった
モロッコハイライト9日間 です。
今日はいよいよ最終日、ツアー7・8・9日目のご紹介です。
7日目
観光最終日、マラケシュの市内観光の後カサブランカへ向かいます。
19世紀初頭のモロッコがフランスの保護領下になる前に当時の摂政バ・アハメッドが使って居たバビア宮殿、マラケシュの黄金期であった16世紀のサーディアン朝の時代の大理石つくりの豪華な王墓を見学して頂き、ご昼食です。
午後は港町、カサブランカへ2007年に出来た新しい高速道路を使って北上します。
カサブランカはあんまり見所がないところですが、唯一の観光場所、前ハッサン2世国王が作ったモスク、ハッサン2世モスクと独立を記念して名づけられたモハメッド5世広場を見学します。
皆様にカサブランカで大西洋の風を感じて頂いて、この旅も終わりです。
この日はカサブランカに宿泊、最後のモロッコのお食事を楽しみました。
★ここでモロッコでよくお目にかかる料理「タジン」についてご紹介します。
円錐形の帽子がついた素焼きの土鍋で作るモロッコ料理を「タジン」といいます。このタジン鍋でチキンを煮込めばチキンタジン、ビーフならビーフタジンと呼ばれるのです。
無水料理ができるこのタジン鍋で時間をかけてじっくり炊いた料理は素材の味が生きていて、本当に美味しいのです。
日本のモロッコ料理屋さんでは絶対に味わえない、本当のタジンを味わうだけでも行く価値ありですよ。
8日目・9日目
深夜のうちにホテルを出発。
活気を帯びてきたカサブランカの街に別れを告げて一路空港へ。
空港でアリタリア航空のローマ便にチェックイン、帰りと逆のルートで日本へと戻ります。
最後になりますが、モロッコって何が魅力なんだろうといつも考えてしまいます。
だって、モロッコの観光はある意味地味な感じで、古代の神殿もないし、美しいステンドグラスの教会や壮大なローマ遺跡だって残っていません。やたらと国が大きいせいでバスの旅は長いし・・・。
でも、今も息づく中世さながらの旧市街、昔と同じものを同じ技術で手作りしている職人、のんびりとお茶やハンマム(お風呂)を楽しむ文化、民族衣装が今でも生活の一部として愛用され、変ることの良さを知りながら、変らないことの良さを教えてくれる。
3本のアトラス山脈とリーフ山脈に抱かれた、優しい田舎の親戚的なモロッコ人・・・
これが私の愛するモロッコの良さなのかなぁ~なんて思います。
それから、モロッコは一年中を通して観光が楽しい国。
春はイチゴが美味しくて、アトラス山脈には桜に似たアーモンド、小さな赤いポピーと菜の花が咲き、初夏にはマラケシュでは満開のジャカランダを楽しめ、北はメロンの収穫期、夏はモロッコ的な赤い大地と好天が続くスイカとサボテンの時期。秋には赤くて大きな美しい夕日と澄んだアトラス山脈の景色。ミデルト名産のりんごが色づき、メクネスの葡萄が収穫期を迎え、エルフードはナツメヤシの収穫祭が行われ、冬に雪を頂いた高アトラス山脈、一番美しい時期を迎えたオレンジとみかん。そうそう、秋のザクロも忘れてはいけません。
食べ物の話しで恐縮ですが、美味しい食べ物だって旅の重要な要素ですよね?
なんだか地味だけど・・・燻し銀の魅力?・・・なモロッコ。
是非見所をコンパクトに押さえ、リニューアルしたインプレッソの
で楽しんでいただけたらと思います。
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。