こんにちは。
本日は、フィンランドの人気の観光地「ムーミン美術館」をご紹介します。
ムーミンはフィンランド生まれのキャラクターですが、この美術館は、
フィンランド第二の都市タンペレのコンサートホール「タンペレホール」内にあります。
この「ムーミン美術館」では、トーベヤンソンによって作られた
12冊のムーミンの物語にちなんだ原画や、創作物を展示しています。
ムーミン好きの方はもちろん、その時期によって全然違う筆跡で描かれていたり、
年代によってキャラクターの形が全然違ったりするので、
もともとムーミンに興味があまりない方でも楽しめますよ。
これは、建物の外のムーミン像。
人気の写真スポットになっています。
実際は、ちょっとびっくりしてしまうぐらいひっそりとした場所に
立っているので、じっくり探してみてくださいね。
さて美術館に入場する前に、大きな荷物はロッカーに預けます。
このロッカーは1ユーロ(使用後返却されます)、または下の写真のクロークで
借りるコインで利用できます。
こちらが美術館の入口。ムーミンの看板がかわいい!
チケットのバーコード(画像加工しています)を機械にかざして入場します。
館内はそのまま見ても楽しいですが、やはり作品についての解説を
見聞きしながらのほうがより楽しいものです。
解説の方法は色々ありますが、スマホをお持ちの方は入口で
ムーミン美術館の案内アプリをダウンロードしておきましょう。
もちろんWi-Fiも無料です。
アプリはなんと日本語!この館内だけで起動できる仕組みになっています。
館内の地図はもちろん、作品の解説も(内容はここでは書けませんが)
翻訳機のような不自然さはありません。音声での解説もアプリから聞くことができます。
ほかにも、入口付近にある絵本型の解説本をレンタルすることもできます。
さらに一部の作品には、下記の写真(真ん中あたり)のように
ボタンを押すと4ヶ国語の音声で解説が流れるものもあります。
ちなみにこの4ヶ国語は、フィンランド語、スウェーデン語、ロシア語、そして日本語!
いかにムーミンが日本で人気なのかが分かりますね。
館内は、地下に下りながら見学していきます。 館内は非常に暗いですが、これは作品を守るための措置です。
トーベヤンソンは元々これらの作品を展示用に作成したのではなく、
趣味のような感じで作られたものを展示しているので、とてももろいのです。
そして館内はフラッシュの有無に関係なく写真撮影も禁止です。
しっかりと目に焼き付けましょう。
(ブログ内の写真は特別に許可をいただいて撮影したものです。)
でも、せっかくなので一枚ぐらいは記念に写真を撮りたいですよね。
入口すぐの場所ではかわいいムーミンと一緒に写真を撮れるので、
皆様ここで写真を撮っていました。
さて、この美術館には他にも楽しみがあります。
一つは、限定グッズ。
ショップではたくさんのムーミングッズや北欧雑貨が売られています。
この札があるものはここだけの限定グッズ。(あるいはいくつかの場所での限定。)
絵葉書やマグカップ、2枚で一枚の絵になる(上手くできていますね)板チョコ
などがありました。
また、ここで絵ハガキと切手を買って館内のポストから投函すると
かわいいムーミンの消印が押されたエアメールを送ることもできます。
旅先から、自分宛てに手紙を出してみるのもいいですね。
さらに、おしゃれなカフェレストランも。 ここでは、ムーミンをテーマにしたコースランチが食べられるほか、
このレストラン自体にいくつかある「隠れムーミンキャラクター」
を探すのも楽しいです。
このように、美術館そのものだけではなくいろいろな楽しみ方ができる
ムーミン美術館は、学生さんなど若い女性だけではなく、ハネムーナーの方、
母娘旅行の方、小さなお子様連れのファミリーなど幅広いお客様に人気です!
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。
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こんにちは。HISスタッフのMです。
本日は、フィンランドの寝台列車「サンタクロースエクスプレス」のご紹介です。
世界的にも珍しい2階建ての寝台列車で、現地の人にも人気があります。
今回は、impressoツアーで一番よくつかわれる、ケミ~タンペレに乗車しました。
22:45~05:45の約7時間の旅でした。
これが、ケミの駅。
とっても小さい!日本と違って、改札はありません。
暖房のきいた駅内で列車の到着を待ちます。
ちょっと遅れているようですが、電光掲示板にきちんと
どれくらい遅れているのかが表示されるので安心でした。
列車がやってきました。とても静かにホームに入ってきました。車体も新しくて綺麗です。
何よりうれしいのは、ホームと列車の段差がほぼないこと!
スーツケースを持って乗り込むのもスムーズです。 上の写真では廊下の奥に階段がありますが、これはお手洗いなどに向かう階段。
自分が乗り込むドアさえ間違わなければ、1階席の場合は階段無しで
自分の部屋に向かうことができます!
ちなみに、2階に向かうには下の写真のような階段を上ります。
今回は1階に宿泊しました。
下の写真が1階2名用の個室です。
途中から車掌さんがやってきてセッティングしてくれるのではなく、
最初から2段ベッドがセッティングされています。
スーツケースはベッドの下にも入れることができますが、やはり寝台列車とあって狭い。
とはいえ、第一印象はとてもきれいだな、と思いました。
シーツやまくらカバーなどもパリっとしてました。
まくらカバーのデザインもかわいいです。
そして各ベッドには、サンタクロースマークがかわいい、
ペットボトルのミネラルウオーターが1本ずつ。
これは、上段ベッドからの眺めですが・・・
ちゃんと、落ちないようになっているので安心。
そして、コートをかけるハンガーまであるのもきめ細かいサービス!
各個室には、洗面台があります。 ドライヤーは1階・2階ともありませんが、鏡と洗面台があるので
身支度や歯磨きは、お手洗いに行かなくても各お部屋でできます。
シェーバー用のコンセントもありますよ。
ベッド周りにも、コンセントと目覚まし時計。
目覚まし時計はあるものの、やはり普段自分が使っているスマホの目覚ましが
一番安心でした。
そして、なんと列車内はWi-Fi無料!
しかも走行中の列車にしては高速でつながりました。
そして、これがお部屋の鍵です。
穴のあいたカード式できちんと2名分あります。(念のため画像加工しています)
1階の個室にはトイレとシャワーがありませんので、
この鍵で各車両に1個か2個ある共有のシャワーを使います。
走行中は列車特有の揺れは多少あるものの、とても静かで意外と快適に
寝ることができました。
しかし私個人的に困ったのは、「とにかく車内が暑い!」こと。
各個室には温度が調節できるパネルもありますが、暑がりの私には
一番下に下げても暑かったです。
ちなみに窓は開きません。廊下に出たときは多少涼しかったです。
冬のフィンランドのホテルは全体的に暖房がよくきいていますので、
列車だけが「特に暑い」ということでもないのですが・・・
逆に、寒がりの人でも安心です。
さて、列車はタンペレの駅に着きました。
ホームにはエレベーターもあり、その後出口までも段差が
ほぼまったくなかったので、スーツケースを運ぶのもとても楽でした。
こういった細かなところで旅行をしやすいのも、
北欧の魅力の一つかと思いました。
※2階個室には、上記の設備に「シャワーとお手洗い(ユニットタイプで同じ部屋)」
とバスタオルが付きます。
※記載の設備などは予告なく変更となる場合があります。
(最新の情報はフィンランド国鉄のHPなどでご確認ください。)
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。
現地の人の生活を垣間見るのも旅の楽しみの一つ。
本日は、フィンランドの屋内マーケットをご紹介します!
フィンランド第二の都市タンペレ。
第二の都市といっても、人口は約23万人なので
日本の大都市と比べても規模は小さいですね。
街の雰囲気もまったく忙しそうではありません。
このタンペレの屋内マーケット「タンペレマーケットホール」は
100年以上の歴史があります。
屋内なので屋外よりも食べ物が新鮮に保存できるので、
今でも現地の人に良く利用されています。
入ってみると、よくある海外の市場という感じですが・・・
一つ一つのお店の屋根がエメラルドグリーンだったり、
看板がおしゃれなカフェが入っていたり、というのがやはり
北欧らしくてかわいいですね。
(C)Visit Tampre _ Photo by Laura Vanzo
ヨーロッパで13番目においしいという(微妙?いや、ヨーロッパでこの順位はすごい!)
バーガーショップ「OHANA GRILL」も入っていますが、
この日は訪問したのが朝早かったので、残念ながら営業時間外でした。
マーケットも自分で見て回ると、特に野菜やチーズなどの売り場は
一瞬見ただけで終わってしまいますが、ガイド付きのツアーの場合ですと、
珍しい野菜やフィンランドの人々の生活についての説明を聞きながら回れるので、
より興味深いです。
このおしゃれなおばさまのお店は、ビタミン剤など健康食品のお店。
お土産にできそうな、はちみつも見つけました。
さて、このタンペレのマーケットの注目すべき点はパン屋が多いこと。
7軒のパン屋が入っていて、地元の人々は自分のお気に入りのお店でパンを購入します。
ぜひトライしたいのが、名物であるシナモンロールやカレリアパイ!
日本のパンよりもとっても大きい!
そして、他にも北欧らしいものといえば、サーモン。
いろんな味付けのサーモンがある魚屋もありました。
新鮮な魚を、その場で切って密封処理してくれました。
2パックで10ユーロでした。
もちろん、フィンランドではクレジットカードが非常によく使えるので、
このようなマーケットでも、もちろんカードでの支払いが可能です!
こういうちょっとした包装紙にもデザインの国というのを感じます。
海外でマーケットで買い物となると、ちょっと勇気がいる気がしますが、
このように気軽に買えるパン屋などがたくさんあると
ランチや夕食の代わりにもできるのがうれしいところですね。
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。
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