こんにちわ
添乗員デスク森と申します
今回は世界三大美術館のエルタージュ美術館をご案内
エルミタージュ美術館には約300万点もの美術品のコレクションされてます
美術館の始まりはロマノフ王朝の女帝エカテリーナ2世が
1775年に大量の絵画コレクションを飾る為に建てたことといわれています。
当時メインに住んでいた冬宮殿の隣に建て、
この小美術館は『エルミタージュ』と名づけました。
『エルミタージュ』とはフランス語で「隠れ家」という意味で
その頃は皇族一族や一部の客人しか鑑賞できませんでした。
その後の歴代のロシア皇帝も美術品の収集に熱心であったこともあり
所蔵はどんどん増えていき、世界中の名画がここに集まりました。
例えばイタリアの画家であれば レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ
【↑レオナルド・ダ・ヴィンチ作 ベヌアの聖母】
スペイン画家からはベラスケスにゴヤ、
【ゴヤ作 女優アントニア・サーラテの肖像】
フランドル・オランダからはおいてはレンブラントにルーベンス
【レンブラント作 十字架降下】
といった名だたる画家や教科書でみたことのある絵がわんさか
ちなみに現在エルミタージュ美術館は本館と別館があり
この二つは全く別の建物で入り口も別でなかでも繋がっていません。
所蔵の多くは本館にありますが、
印象派以降の近代西洋絵画が別館に展示されています。
今回ツアーでは別館にはいかなかったので本館のみの写真でご案内してます
本館といってもその建物は1つではなく5つの建物で構成されており
小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、
エルミタージュ劇場、冬宮殿
こんな感じで繋がってます
展示品があるのは
小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、冬宮殿
の4つの建物。
エルミタージュ劇場では今でも公演が行われており
一般旅行者も観劇出来るようになっています
とにかく美術館は広くて広くて全ての絵画をみるには
数日あっても見きれないほどです
そして見学していると
自分の居場所がわからなくなります
個人で行かれる方は日本語のガイドブックは必須です
あとは何が見たいか下調べしておいた方が無駄なく動けると思います。
館内で地図ももらえますが、
日本語はありませんでした
ツアーでは日本語でガイドさんが案内してくれるので安心です
あんまり絵に詳しくないから興味なーーーい
なんて方にもエルミタージュには是非いってもらいたい
エルミタージュ美術館は一般公開される前まで
実際に王宮として使われていたため
館内の内装や装飾品、調度品類がそれももう豪華絢爛
それを見に行くことを目的にしてもかなり楽しめます
本当に美術館っっ
そうここは間違いなく美術館なんです。
きんきら金のからくり時計があったり
(今は保存の関係から動いていません・・でもこれ今でも動きます。
隣で動いている映像をながしているテレビがあるのでみてみてくださいね。)
【パビリオンの間「からくり時計:クジャク」】
男の子はもう夢中中世の甲冑コレクションがあったり
天窓が差し込む部屋があったり
2時間半程のツアーでしたが、
・・・・・気力・体力・集中力
かなりもってかれました
もう美術はおなかいっぱいです
さてエルミタージュ美術館には旅行者が気をつけなければならない注意事項があります。
1 リュックサックの持ち込み禁止
(大きなかばんもだめ A4サイズくらいまでならOK)
2 ペットボトル飲料の持込禁止
飲み物持込禁止って
これにはいろいろとわけありなんですよ。
昔、レンブラント作の『ダナエ』に硫酸をかる事件がおこり
それ以来持ち込み物に関して厳しくチェックが入るようになったのです。
絵の損傷はかなり激しく、完全には修復できなかったそうです。
【レンブラント作 ダナエ】
この二つは気をつけましょう。
夏場は問題ないですが、コートを着る時期になると
コートはクロークへ預けなくてはなりませんのでご注意くださいね
そしてチケット代は
大人 700ルーブル
(最新情報はこちらで確認!→エルミタージュ美術館HPよりhttp://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermitage/tickets)
個人旅行で行かれる方は事前にチケットは予約していきましょう
夏場は特に1、2時間購入の為に並ぶことは当たり前です。
混雑覚悟ならば
毎月第1木曜の無料入館日にトライしてみるのもありですね
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。
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