皆さんゴーストタウンというのを見たことがありますか?
日本でいうところの過疎化の成れの果ての村かもしれませんが、
アメリカは西部開拓時代に沢山の金鉱が発掘→過疎化した
諸々の事情で人が住まなくなってしまったゴーストタウンというのが
結構あります。
ゴーストタウンという響きがとても興味をそそるのですが
ロサンゼルスから車で2時間程の近い距離に存在する街があるので
西部の名残りが残る街へ行ってみました!
場所はロサンゼルスからラスベガスへ行く途中にあります。
なのでラスベガスへのドライブの途中に立ち寄る事もお勧めです。
フリーウェイ15号線を降りると
キャリコの街まで3マイルという表示です。
更に矢印の方向に従って進むと
またおじさんが建っています。ここがキャリコ・ゴーストタウンの入り口です。
入り口にはこんな昔を偲ばせる物や、
こんな物が出迎えてくれて、
一人6ドル払って中に入っていきます。
街の入り口にはちょとしたマップと案内看板。
どうやらこのゴーストタウンはとても広そうです。
わぁ!西部っぽい!
こんな感じの情緒溢れる街並みがずらずら~っと1キロ弱続く模様。
気分はすっかりディズニーランドのウェスタンランドです♪
周りの建物は色んなお店だったり博物館だったりするのですが、
歴史博物館など、とにかくお店の種類も豊富です。
ゴーストタウンなんて言うので
ひなびた町かと思いきや大違い。
町を練り歩くだけでもかなり楽しめます。
どうやらここのキャリコという町は
1881年に銀とほう砂が発見されてから最初に人が住み始めたのが40人、
それから約6年後のピーク時には1200人もの人が住み
銀をせっせと掘っていたそうな。
中には当時のお金で大変な億万長者になった人もいるそうです。
しかしながらその4年後には
市場での銀の売値が暴落し、採掘するコストの方が上回った結果
時代と共に人が離れていき、
人口はわずか80名の村となりゴーストタウンしたのです。
わずか10年間で1200名に達し更に80名まで落ちたすごい進退ぶり。
町の衰退を見かねたウォルターナット氏という企業家が
1951年にキャリコを買取り
子供も大人も楽しめる遊び心を持ったゴーストタウンを作ろうとし
今現在に至る様です。
実はこのウォルターナットという人、
ロサンゼルスから行く人気のテーマパーク、
ナッツベリーファーム の創設者でもあるんです。
今現在は約8名の人がこのキャリコの町に住んでいるそうな。
でも昔銀が採掘された・・・・?
ということはここには銀鉱があるハズ!
という訳で次回は銀鉱探検へつづく
K.O.