さて、前回からキャリコの町を紹介しています。
銀の鉱山の出口を抜け出たところから汽車を発見したので
汽車に乗りにやってきました。
30分に一度出発をするようです。
ここのキャリコは砂漠地帯。
この日の気温は軽く35度を超えているので
実は30分待ちも少々きついところ。
なんとも雰囲気がありますね。
それでは汽車にゆられていざ出発!
よくよく目をこらすと
今でこそ入り口になっているのですが、
当時の人は何を根拠に
そこに穴を掘り始めたのでしょうか。
銀が埋まっているか分からない状態でも掘って進んでいくその
根性と情熱を考えるとすごいものがあります。
こんな昔の建物をよそに汽車はごとごととゆっくり前に進みます。
トロッコ発見。
この穴からは銀が採掘されたのでしょうか。
井戸を発見。ってこれ井戸なんでしょうか。
もしかして銀をせっせと運ぶ為のものだったのでしょうか。
そんな思いをよそに汽車はごとごととゆっくり前に進みます。
資金を費やし労力を費やした昔の人は
ただただすごいなぁとやっぱり物思いに耽てしまいます。
それもわずか130年前の話だと思うと
自分がその時代に生きていたらとついつい思ってしまうわけでして。
景色が流れ汽車にゆられ、ごとごととゆっくり進む汽車。
色んな思いが駆け巡るスローテンポの汽車でした。
わずか15分の汽車ながら思いに耽る旅情豊かなものでした。
さて、汽車を降りたら遠くで人の声が響いてきます。
なんだかがやがやしているようですが?
声のする方に出向いて見ますネ。
次回に続く
K.O.