西海岸最大のローズボール・フリーマーケット。前回に引き続きのご紹介です。今回はマニアなコレクターアイテムです。一体誰がコレクションをしてるの?と思える興味深々のアイテムを集めてご紹介します。
まずはミッドセンチュリー(1950年代製)のアメリカン家具 すでにアメリカ国内でもコンディションの良いものが少なくなりつつあります。レストアしてメルローズやベニス界隈の家具屋に並ぶと一気に値段がUP
アナログレコードプレイヤー 電気製品なのにリビングにマッチするように家具としてもデザインされていた60年代後期製 当時のアメリカはなんて豊かだったのでしょう
1910年~1930年に利用されていた<デート・ネイル」>呼ばれるモノ。釘のような形をした金属の頭の部分に数字などが彫ってあります。柵や街灯などに刻印として押す為に利用されていたようです。でも一体どんな人がこんなの集めているのでしょうか?存在は知っておりましたが初めて実物見ました。かなりレアです。
セルロイド製の子供用の玩具とキッチン用品でこれだけ揃っているのは珍しい。セルロイドは引火性が高い素材のため一般的な商品販売はだいぶ以前に中止されてます。
ポラロイド製の8mmビデオカメラ(年代不明) コレクターは映像派ではなく機械の動作とデザインが好きなメカ派が多いと聞きますがもちろん撮影できる現役の代物です。
年代不明のかなり古そうな車のナンバープレート。現在はアメリカ全州で統一規格のサイズですが年代や州によってサイズも様々だった事がわかります。どんな車にこのナンバープレートが付けられていたのかそちらの方がとても気になります。

ロータリー式アナログ電話。カラフルな色使いから70年代製と推測。呼び出しのリング音はアメリカ製特有の乾いた音がしそうです。アナログ電話コレクターなんてずいぶんディープですね。
別のブースで見た、更に古いアンティーク級の黒のロータリー式電話
スチール製の清涼飲料水の1949年代のコマーシャルボード。この中の4種類のソフトドリンクはまだアメリカ国内でトップシェアーで販売されているから驚きです。
興味のない人にはただのガラクタ、コレクターにとっては宝の山のフリーマーケット。でもあまり価値や本物かどうかを気にしてばかり買い物するのは疲れるのでお勧めしません。気に入ったモノがあればそれはその人にとっての宝物なので旅の思い出として気軽にフリーマーケットを楽しんで下さい。
オプショナルツアーの参加がお勧めです。
ALX
ローズボウルフリーマーケット(ROSE BOWL FLEA MARKET)*毎月第2日曜日開催