イベント 2008.05.11

ロサンゼルスで生活をしていると様々な国の伝統文化やスポーツを学ぶことが出来ます。街中をドライブしていると何処の町でも必ずと言って良いほど目にするのが<KARATE>という看板。これは日本武道の<空手>がアメリカで浸透しているという証でもあります。ここロサンゼルスでは毎年<U.S.ウエイトカテゴリー>という大会を毎年開催していますので今回ご紹介いたします。

この大会を主催している空手団体は国際空手道連盟・極真会館で、世界約60ヶ国で200以上の道場を持ち門下生は10万人とも言われています。試合はフルコンタクト(直接打撃制ルール)で、防具を付けず素手素足で相手を倒すという最も実践的で過酷な空手と言われており、極真空手をバックボーンにした選手はプロの格闘技の試合にも多数出場しています。



試合は防具を一切付けなフルコンタクトルールの為、パンチやキックの音が響き渡り壮絶で迫力あるシーンの連続です。



ライト級、ミドル級、ヘビー級の階級制で行われ今回は東欧のブルガリアから20名以上の選手がエントリーをし各階級で多くのトロフィーを獲得し、アメリカ以上にヨーロッパでは空手が盛んであることを知りました。

今回、私がはるばる遠方よりロサンゼルスに来てくれたブルガリア選手団約20名を空港に出迎えホテルまで同行しました。ブルガリア語しか話さない選手達、ブルガリア語など一切わからない私でにコミュニケーションが取れるのか不安だったのですが、何を言われても空手家の共通言語「押忍」だけでやり過ごしました。



大会の来賓としてロッキーに出演した映画俳優のドルフ・ラングレンが会場に...彼も極真カラテの黒帯で選手時代は大会にも出ていました。近くでお会いすると驚くほど背が高くそしてとても穏やかな紳士でした。



表彰式 選手全員が誇らしげですがすがしい表情でした。



毎年、ロサンゼルスに1月、そして夏にはニューヨークでも無差別級の大会が開催されています。この大会に出場している選手がK-1などプロの試合にも参戦しているので格闘技ファン、特に空手ファンには必見の大会です。


ALX






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