前回からグランドキャニオン日帰りツアーを紹介しています。
さて、飛行機を降りて今度は車に乗ります。
今回待っていてくれたのは陽気なアメリカ人のドライバーさん。
バスに揺られ車で約15分。辿り着くのは国立公園の入り口。
アメリカの国立公園は通常入場料がかかりますが、
このツアーには国立公園の入場料も含まれているので
お金を払わずそのままゲートを潜り抜けることができます。
夏になるとここはまさにテーマパーク。
年間550万人が訪れる観光地とだけあって入り口も大変混雑する時も。
楽しい楽しいガイドさん、山口さんの話を聞きながら
でた~!
グランドキャニオンだ~!
見渡す限りの大渓谷
あまりにすごすぎて言葉にならず。じつと谷を見る。
<ここでポイント4!数値で見るグランドキャニオン~!>
・遥か向こうに見える対岸は13~26Km先
・観光しているこの地点から一番下に流れるコロラド川まで
行程差約1600m、東京タワーが5本入ってなお余る高さ
・この谷が続くこと遥か446Km。 距離にして軽く東京-岩手間。
・重なる地層は上から下まで約20億年分。
数字にしてもあまりに規模が大きすぎて、ぴんときません。
幾重にも重なる地層。
小さく見えますが、谷底まで降りると
左右を軽く100mを超える大河
だということに気づきます。
やっぱり小さな小さな人間の存在。中腹に見える豆粒のようなものは人間。
グランドキャニオンの大きさが体感できる一枚です。
こんな驚異的な自然を目の前にすると
日頃の小さな悩みがなんだかばかばかしくなる瞬間です。
地球の歴史に対してあまりに小さな自分の存在を感じずにはいられません。
普段日常の生活に追われがちな方も
ちょっと自分を振り返るいいタイミングになるかもしれませんね。
さて、ここのマーサーポイント。実は格好の写真撮影場所があります。
<ここがポイント5>
人が沢山降りれるポイントから100m程はなれた場所から人を入れて
拡大して写真を撮ると、グランドキャニオンの大きさがよく伝わります。
旅行会社のパンフレットにもよくなる絶景ポイントの一つです。
さて
大自然でしばし物思いに耽ったら、今度は体感しよう~。
大人も童心に帰る場所。
ここは思いっきりはしゃぎましょう!
よっ!最高のジャンプ!
だなんて危険な事はしてはいけません
(※実は足元がきちんとついている場所での演技でした・・・!)
だなんて遊んでいるとすっかり時間がたってしまいました。
マーサーポイントで遊ぶ事約30~45分。
次の場所へ向かいます。
あ!
車で次に移動している間こんな野生の動物に出会いました。
鹿だ~!道路の脇ですがきょとんとした顔で向こう先を見ています。
何?何がいるの・・・?
あ~。もっとでかいエルク(ヘラジカ)だ~!
おそらくオスなのでしょう。立ち上がると2m近くはある巨大生物です。
いや~。こんな野生動物が見られるとは思いもよらず。
運が良い方はこんな動物が見られるかもしれないですね。
勿論殆ど99.9%の可能性で見れる動物はコチラ。
かわいらしいリスがところどころうろちょろと姿を現します♪
※アメリカは自然保護を目的に国立公園を守っています。
餌を与えると自力で生きていけなくなり冬を越せずに
死んでしまうリスがでてきてしまうので
絶対に手を触れたり餌を与えたりしないようにしましょう。
さて次にたどり着いた場所はブライドエンジェルポイントという場所。
ここは昔サンタフェ鉄道が通っていた場所でもあり、
今でも蒸気機関車が発着する駅となっています。
<ここがポイント6>
グランドキャニオンはちょっと場所や高さを変えるだけで
随分と景色が様変わりするのが特徴です。
できれば足を伸ばしていろいろな箇所から見るとより楽しめるかと思います。
さて、ここのブライトエンジェルポイントには色々な施設が。
こんなアドビー建築様式で建てられた小屋は実はかわいいお土産屋さん。
<ここがポイント7>
お友達へのお土産の定番はやっぱりドリームキャッチャー。
ネイティブアメリカンの間で遥か昔から伝わるお守り。
大きさにもよりますが一個7ドル前後から購入できます。
この周辺には昭和天皇も泊まられた
エルトバホテルという格式高いホテルや、
コルブスタジオというギフトショップ&ギャラリーもあり、
自由時間は約45分ほどありますが見所たっぷりなので
効率よく回りましょう。
K.O.