今日はロサンゼルスブログながら番外編で

西海岸のエリアを紹介させて頂きます。



そこはアメリカの原風景ともいわれる場所で

アメリカの先住民ナバホ族がはるか古から住んでいる居留区。

メサと呼ばれる台地から侵食の進んだビュート(残丘)が形をなし

まるで記念碑モニュメントが建てられたようなその景観から

この名前を冠します。


H.I.S. ロサンゼルス

私達人間の人生の長さからは想像がつかない程の年月をかけて

創られたこの風景は地球の歴史まさにそのもの。


もともとナバホ族の聖地であることに加え、

ここで見る朝日や夕陽は人生観を変えるとまでいわれており

そんな景色を眺めてみたいということで早速行って参りました。



H.I.S. ロサンゼルス

場所はA地点であるロサンゼルスから約1030km 車で約12時間

C地点ラスベガスからは約700km 車で約10時間弱の距離。


広大なアメリカらしく広大に移動してみます。

H.I.S. ロサンゼルス

モニュメントバレービジターセンターに朝7時に集合

この日は朝日が7時30分に昇るので空が薄暗い時から集まります。

雪が積もった丘の上、空にはぽっかりお月様


和の風景でないにも関わらずなんとなく

【荒城の月】 を思い出してしまうこの風景。

なんとなく哀愁が漂うからなのでしょうか。


H.I.S. ロサンゼルス


今回迎えにきてくれたのはモニュメントバレーを代表する

正真正銘のナバホ族がガイドをしてくれる

シンプソンズトレイルハンドラー。

ガイドのハロルドと共にモニュメントバレーの奥へ進みます。


このツアーはモニュメントバレーサンライズツアーというもので

2.5時間をかけて案内してくれます。

H.I.S. ロサンゼルス

まず最初に向かった先はトーキングロックと呼ばれる場所。


どうやらそこから見る日の出が絶景らしいのです。


H.I.S. ロサンゼルス

日の出を待つこと約5分。

冬の寒い空気を肌に感じながら夜明けを待ちます。


奇妙な形をした岩がの向こうの空がうっすらと明るみ始め、


H.I.S. ロサンゼルス

ゆっくりと太陽が顔をだし、


H.I.S. ロサンゼルス

ついに御来光!


写真ではなにひとつ伝わらない、と思うくらい壮大で。

音ひとつない静寂の世界に太陽が空を明るく照りつけます


壮大、神秘的という言葉を使っても表現できないくらい

とても素敵なサンライズ

まるで地球のオーケストラを鑑賞している様な感じです。


H.I.S. ロサンゼルス

・・・・・


空に見とれ思わず時間を忘れてしまう瞬間。

モニュメントバレーの谷間に光が差し込み、

本当に清々しい朝の柔らかい光が大地を照らします。


H.I.S. ロサンゼルス

日の出を眺めた後ふと後ろを振り返ると

先ほど左手にあった岩がすごいことに!


岩が太陽に照らされ真っ赤に燃えていました


H.I.S. ロサンゼルス

太陽が昇った後のほんの10分という短い間でしたが

赤土と赤岩でできたモニュメントバレーが

黄金色に変化し更に輝いており

1秒1秒見ているだけでその色を変えていく大きな静かな岩。


岩って輝くんですね・・・。


体験してみて分かる事って沢山あるものだと改めて実感する次第です。


H.I.S. ロサンゼルス
このサンライズはツアーに参加してわずか30分以内の出来事。


地球のシンフォニーにただただ見とれていると

ナバホ族のガイド,ハロルドが一言。


”僕はこのモニュメントバレーで生まれ育ってきたけれど、

一度として同じ日の出を見た事がない。

毎日見ていて毎日変化がある。

何度見ても違う表情を見せてくれるこの大地に僕達は生かされている”


何気ない普段の会話のように語るそのナバホ族の言葉は、

当たり前のことだけどなかなか口に出す事が難しい事かもしれないと

ついつい考えてしまいました。


というわけで既に日の出を見ただけでも相当満足なのですが、

このツアーはまだまだ続きます。


>>【モニュメントバレーサンライズツアーⅡへ】


H.I.S. ロサンゼルス
K.O.

同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS ロサンゼルス支店

    いいね!ロサンゼルス
    2024.04
    loading...