ロサンゼルスから5号線を南に約2時間でカリフォルニア州の最南端のサンディエゴの町があります。大型クルーズ船やU.S..NAVY(アメリカ海軍)の軍艦も入港できる程の大きな港を抱えるこの街はロサンゼルスとはまた違った雰囲気が漂うとても美しい街です。シーワールドや動物園が有名ですが、実は美術館や博物館など文化系も多くあります。
またMLB(メジャーリーグ)やNFL(アメリカンフットボール)のチームも抱えるサンディエゴはとても1日では足りないくらい見所が沢山あるので是非2~3日滞在する予定で旅行計画してみることをお勧めします。
今回はサンディエゴのランドマークともいえるBALBOA PARK(バルボア・パーク)内にある博物館の1つ、エア&スペース・ミュージアムをご紹介します。こちらが建て物入り口ですが、飛行機のオブジェが何の博物館なのか遠くからでもすぐにわかりますね
入り口で入場券を購入して早速中へ入ると、まず最初はアポロ9号のミッションで利用した実物のカプセルが展示されています(写真左側)
NASAのミッションで着用した本物のスペース・スーツ。映画や本などで見たことは何度もありますが本当のミッションで着用された実物を見る機会はそうそうありません
スヌーピーは実はNASAの公式マスコットです。写真は1969年にアポロ11号で人類が月面着陸する前にアポロ10号ミッションで月に行ったスヌーピーです。そのときの指令船のニックネームは”チャーリー・ブラウン”
<1969年当時のアポロ10号クルー>
国の威信をかけた国家プロジェクトなのにキャラクターがスヌーピーなんて…。とってもアメリカらしいですね
宇宙のコーナーが終わると近代飛行機のコーナーへ。第一次大戦中に制空権を争った英国とドイツの複葉機が多数展示されてます
そして1940年代は日本とアメリカの飛行機の時代へと移ります。この飛行機のプラモデル幼い頃に作りませんでしたか?戦闘機に顔をペイントしてしまう感性が子供心に衝撃的だったのですが、これがかの有名な”フライング・タイガース”と呼ばれていた飛行連隊
ムスタング P-51ノースアメリカ社の最高傑作機。いまでもこの60年前のレシプロ機は航空機のレースにも参加する現役の飛行機です
そしてジェット戦闘機のコーナーへ。アメリカ海軍が誇るアクロバット飛行チーム”BLUE ANGELS”のJETも展示されてます
BLUE ANGELESのパイロットが着用するヘルメットの数々。どれも派手でかっこいいデザインです。
以上ご紹介したのはほんの一部の展示ですがまだまだ紹介しきれない程の沢山の宇宙・航空機が展示されています。飛行機ファンにピッタリの博物館です。団体旅行や修学旅行などで訪問する場合は退役軍人による特別ツアーもご用意しております。
SAN DIEGO AIR&SPACE MUSEUM