スポーツ
2010.08.02
ゴルフ好きの皆様、暑い夏でもゴルフしていますか?ロサンゼルスの夏は乾季なのでとってもドライ。日差しは強いですが湿気がありませんので、ラウンド中でも木陰に入るとひんやり涼しいですし、そよ風がふくととっても気持ちが良いんですよ。とは言え、そういうシチュエーションは、ラフに打ち込んだときだけに限られていたりするんですが、、、。
さてさて前回のPGA West スタジアム・コース に続いて、「パームスプリングスでゴルフ三昧!」シリーズ(あ、シリーズだったのね)第二弾、PGA West グレッグノーマン・コースをご紹介致します。
Greg Norman Course at PGA WEST
http://www.pgawest.com/club/scripts/library/view_document.asp?GRP=13092&NS=PG&APP=80&DN=NORMAN
【リゾート気分を満喫できるLa Quinta Resortから出発!】
今回利用したパッケージはこれです。
ゴルファー集まれ!!リゾート地・パームスプリングスでゴルフ無制限プレーつき!ラキンタリゾート滞在1泊2日
http://vacationpack.his-usa.com/city/lax/detail.php?tid=437
このラキンタリゾートに宿泊するパッケージですが、その名の通りとっても「リゾート」な感じで、めちゃめちゃリラックスできます。プールを囲むように部屋が並ぶレイアウトですので、思い立ったら部屋で水着に着替え、裸足のままプールにダイブ(注: 飛び込み禁止です)することができるんです。
夏場の昼間はちょっと暑すぎるかな、という感じがしないでもないですが、気持ちイイのは夜。夜の9時~10時まで気温は華氏で80~90度(摂氏で25度~30度)くらいありますので、星空のもと水着でビーチ・チェアに寝っ転がり、ビールやワインを飲みながらのゴルフ談義はなかなかオツなものです。ジャグジーもありますので、ゴルフで疲れた体を癒すのもグッドです。(私は毎回このジャグジー&プールで足がつるんですが、、、)
グレッグノーマン・コースは、このラキンタリゾートから車で15分~20分くらいのところにありますが、リゾート住宅地のセキュリティーゲートを通過しないとたどり着けませんので、初めての方は必ずと言って迷います。ラキンタリゾートのフロントに簡単な地図が用意されていたりしますので、お出かけ前にまずはフロントに確認されることをおすすめ致します。
【広々とした練習場、もちろん芝からの打ち放題】
プロショップでチェックインを済ませ、そそくさと練習場に。この練習場は球数無制限の芝打ちです。芝打ちの嬉しさに浮かれて打ちまくっているとあっという間に体力を消耗してしまいますのでご注意ください。夏のパームスプリングスは朝から30度くらいありますので、練習もホドホドに、、、。
【カートはGPS無し】
スタジアムコースのカートにはGPSが付いていましたが、ノーマンコースのカートはGPS無しのいたってシンプルなタイプでした。コース自体、鬼の様なドッグレッグがあるわけでもなく、地獄のアップダウンがあるわけでもなく、結構フラットなレイアウトで、ほとんどのホールでティーグラウンドからグリーンを望めますので、レイアウトを確認するという意味でのGPSは必要ありません。(ただし私はまだ素人で、距離感をつかむのが非常に苦手ですので、iPhoneのゴルフGPSアプリを活用しました)
ということでラウンド開始!
【緊張の1番ホール、いきなり砂と水が絡みます】
1番ホールからいきなり水が絡みます。打ち損じれば水に落ちますし、キャリーでしっかり距離を出せなかったり右に曲げたりするとフェアウエイ・バンカーに吸い込まれてしまいます。また左方向で距離が出すぎると、大理石を砕いた砂が敷き詰められたバンカーに飲み込まれます。リゾートゴルフとは言え、いい加減なゴルフが決して許されないのがPGA Westですね。
【デザート(砂漠)コースらしさを感じられる風景】
グレッグノーマン・コースの印象はやはり「デザート(砂漠)」。ラフはすべて砂地というか荒野なのです。ティーグラウンドとフェアウエイの間には必ずと言って良いほど砂地があって、しっかりとキャリーで稼がないと砂地から2打目をうつ羽目になります。
【グレッグノーマンコースの鬼門「モジャモジャ君」】
そしてその砂地にはこの「モジャモジャ君」があちこちにあって、ラフに落ちたボールがどんどん吸い込まれていきます。ですので、青ティーからだとドライバーやウッドできっちり200ヤード以上キャリーできないと、かなり酷い目にあいますのでご注意を!
【1打目を右に曲げた例 (決してヤラセではありません、、、)】
キャリーで200ヤード稼げなかったり、曲げたりすると2打目は硬い砂地からのショットを強いられます。これは厳しい。怖くてアイアンでダウンブローに打ち込めません。距離は稼ぎたいけれども、打ち損じてロストする可能性も高い、、、大いに悩むところです。
【砂地のモジャモジャ君の遥か向こうに見えるフェアウエイ】
【砂だけでなく、きっちり水も絡みます】
【見よ!この雄大な景色を!!】
スタジアム・コースよりも若干難易度は下がると思いますが、それでも落とすべきところにきっちりとボールを落とせないと酷い目に遭うことに違いはありません。砂、水、モジャモジャ君と、かなりのプレッシャーを感じるコースではありますが、その一方フェアウエイをきっちりキープできれば、かなり快適にゴルフを楽しめることも事実。
フェアウエイをキープしている限り、初心者でも女性でもゴルフ(と景色)を楽しめますが、一方曲げたり打ち損じたりすると、上級者であっても「なんてタフなコースなんだ」と感じること間違いないと思います。そういった意味ではかなり「ジキルとハイド」的な2つの表情をもつコースなのかもしれません。私自身も去年(曲げなかった)と今年(曲げた、、、)では全く印象が違いました。
さあ、あなたはこのコースのどちらの顔を見ることになるのでしょうか?
(注意) 今年はパームスプリングス地方も天候不順で、PGA Westの各コースのメンテナンスにもいろいろ変更が入っているようです。行かれる前にまずはコースに確認して頂いた方が良いと思います。