13 アルベルカ 2012.04.11
マドリードの北西約200kmに位置するサラマンカ  (先日訪れた時の記事はこちら)から更に80km、バスで1時間ぐらいの山の谷間に、ハモン・イベリコで有名なイベリコ豚の放牧が行われているなど、昔ながらの家々も多く残っている「アルベルカ村」があります。
サラマンカまではマドリードから多くのバスや列車が出ていますが、サラマンカからアルベルカ村までの公共交通機関は路線バスのみで平日2往復、土/日祝日は1往復のみの運行です。この日は天候が悪く見晴らしが良くないにも関わらず十分に広々とした風景を楽しめました。


バスはアルベルカ村の入り口に停まります。


バスから降りるとすぐに独特の村の佇まいを感じることが出来ます。



木組みの家と石畳がとても印象的な素敵な街並みです。



お土産物屋も並んでいるメイン通り。ちょっと日本の宿場町のような雰囲気でもあります。


村の特産品、生ハムなどの直売店もあちこちに有ります。



この通りの先にマヨール広場があります。


マヨール広場と言ってもこの広さです。



旗が立っている建物が村役場になります。
この広場周辺だけでも数件のBARがあります。


この広場の裏手には教会があります。


この夜はセマナ・サンタ(イースター)の劇「キリストの受難」がこの教会を舞台に行われました。


満月に見立てた照明です。夜8時半スタートの予定でしたが、雨のために9時15分開演に変更になりました。
この劇を観る前に昔そのままの様子が残されている家を見学しました。



1階部分、昔はここに豚や牛などの家畜を飼っていたそうです。
2階は寝室、1階の家畜によって暖まった空気が匂いといっしょに上がってきてたようです。




ベッドは押入れのようなところに置かれています。


3階がにッチンと食堂になっています。



生ハムやチョリソなどを作る部屋もあります。



屋根裏部屋にはキッチンの熱を利用した燻製場や木の実などを乾燥出来るように工夫がされています。


そして仕事場も屋根裏に



日本の伝統的家屋もそうですが、生活の知恵が詰まってます。
窓からの眺めもどうぞ


さて、夜の劇を最後にお見せして1日目終了です。
1時間近くのかなり本格的な劇でした。


最後の晩餐の場面



そして磔の刑


この時の気温は5度、本当に熱演です。


最後は観客から熱い拍手が沸き起こりました。


出演者の半分以上は村人だそうです。かなり練習を積んで来たのでしょう。
雨で中止にならなくて本当に良かったです。


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    • 投稿: ひろみ -2012年4月11日 (水) 12時02分

      ■ありがとうございます
      アルベルカを素敵に紹介してくださってありがとうございます。続きが楽しみです。

    • 投稿: ラウル -2012年4月11日 (水) 13時34分

      ■無題
      ウア~ビックリ!アルベルカは本当に時計が止まったみたい!いつか行ってみたいです、今すぐ美味しい生ハムを食べたくなりましたw

    • 投稿: HISマドリ-ド・バルセロナ支店 -2012年4月11日 (水) 17時27分

      ■Re:ありがとうございます
      >ひろみさんあと2回に分けて紹介します。本当はもっと紹介したい気分です。

    • 投稿: HISマドリ-ド・バルセロナ支店 -2012年4月11日 (水) 17時28分

      ■Re:無題
      >ラウルさんこれからの季節は生ハムとビールですね

    

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