13 アルベルカ 2012.04.12
アルベルカ村滞在2日目の朝は、まさかの雪景色でした。



今日は少し山の中を歩いてみました。山の斜面を利用したアスレチック施設が新しく出来たそうです。連休ですが生憎の天候で本格始動はこれからですね。


とても風情のある石垣(各家の境界線)に沿って歩いているだけでも体中に美味しい空気が吸い込まれて気持ちがいいです。



突然、犬だけが歩いてきたと思うと



その後から羊が忠実に犬の後を着いて来ていました。
ちゃんと仕事をしていたんですねdog もう何十年もやってるベテランの風格があります。



今から山に放して牧草を食べさせるそうです。こんな長閑なところですが


この先の山の手は新しく切り開かれた住宅地になっています。



新しく建てられた家ですが、外壁の建築方法は昔のままで村との調和が取られているところが流石です。そこからまた村の方に降りていく途中には苔むした岩が、またいい雰囲気を醸し出しています。



そして村が一望できる場所に出ましたcamera



そこから村に続く道は石畳になります。



村の裏手には自然の岩を巧みに利用した家もあります。とにかく石(岩)の使い方が絶妙です。





晴れるかと思いきや、午後からは天候が不安定になり、雪を通り越して氷が降ってきました。



その氷が溶けて水になって流れていくことで、この村の石畳の機能性を見ることが出来ます。
ちゃんと傾斜に沿って道の中央に水が集まり流れて、排水溝に入っていきます。多分ゴルフボールを転がせば100発100中です。



雨の時に本領を発揮する玄関前の石橋や



上手く考えられている側溝など水の流れを見ているだけでも楽しくなります。



夕方になり、雲が途切れてこの付近の最高峰フランシア山が少し見えました。



夜にはプロセシオン(聖行進)が行われるということで、この村の名物「ハモン・イベリコ」を食べて夜に備えました。この村にはイベリコ豚を専門に取り扱い、厳しい基準に合格してアメリカにも輸出をしている会社があります。
 詳しくはこちら http://blogs.yahoo.co.jp/ibericofermin



この夜は、昨夜の「キリストの受難」の劇に続き、「マリアの悲しみ」の行列が行われました。




この行列が終わるごろには、綺麗な満月が雲の晴れ間から顔を覗かせました。



アルベルカ村は村全体で近代建築などを取り入れず、昔ながらの佇まいを残している、日本人にとっても、とても懐かしさを感じる心の落ち着く場所でした。機会があれば是非訪れていただきたいと思います。



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    • 投稿: his-rome -2012年4月12日 (木) 07時45分

      ■とても
      素敵な場所ですね!!こういうのどかな街がたくさん残っている南欧、やっぱりすばらしいです。

    

    HIS スペイン支店

    2024.04
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