06 アンダルシア
2016.04.04
南スペイン・アンダルシア州のマラガ県の断崖絶壁の山中にある『EL CAMINITO DEL REY』
1921年に完成したダムの資材運搬などのために作られた道は「世界一危険な道」とされ、14年間閉鎖されていました。
2015年3月26日に断崖絶壁の世界一危険な道の改修工事が終了し、全長約7KMの遊歩道として生まれ変わりました。
「王の道」というのは1921年ダム完成時に当時のスペイン国王アルフォンソ13世が完成記念に訪れ、この道を通ったことから名付けられています。
開通から1年が経った、「王の道」を3回に分けてご紹介します。
王の道への入場は一日1,000人までに制限されており、現状はツアーに参加しないと入場券が入手できない状況です。公式サイトでも入場券販売がストップしています。
http://www.caminitodelrey.info/en/5777/
ツアーの集合場所は北アクセスポイントのある街ARDARESの【レストランKIOSCO】になります。
それでは「王の道」北アクセスポイントに向かいます。
写真は明るいですが、結構真っ暗です。
英語ガイドと共に手掘りのトンネルを抜けて山側に入ります。
それから少しいったところに「王の道」北アクセスポイントがあります。
禁止事項の表示、ルート上には水道はありません。ミネラルウォーターや軽食は集合場所のレストランでも購入できます。あと、トイレもありません。
ここで入場券のチェックがあり、全員にヘルメットが渡されます。
遊歩道上に多くの人が固まらないよう、1グループの最大人数は50名で30分ごとに出発します。
ここから「王の道」が始まります。
50M下に川が見えますが、まだまだ序の口です。
次回、「王の道」の見どころをお伝えします。
KOJI