こんにちは、HISネイチャーワールド・秘境旅行専門デスクです。
今日は絶海の孤島、イースター島の魅力をたっぷりとお届け致します!

 

ースター島ってどこ?

モアイ像で有名なイースター島。どこにあるかご存知ですか?実は南米チリの島なんです。チリの首都サンチアゴから、西へなんと3700キロ!

太平洋上にあるイースター島は、一番近い人の住む島まで、2000キロも離れているそう。その為「絶海の孤島」と呼ばれています。

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日本からのアクセスは、ダラスやヒューストン経由で、まずは首都サンチャゴへ、さらに国内線で移動です。
又はタヒチ経由もありますが、こちらは毎日有る北米経由と違い、乗り継ぎに途中滞在が必要ですので、ご旅行期間が長めに必要ですね。

到着までのルートと時間を見ても、今でも「絶海の孤島」です。

 

ースター島の観光スポット

オロンゴ 島の歴史・鳥人儀式

島の南西部に位置するオロンゴ。ラノ・カウ火山の頂上にオロンゴ儀式村はあります。
ホテルのあるハンガロア村から、車でおよそ30分。海に面した、風の強い崖っぷちです。

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鳥人儀式とは、14世紀頃からイースター島で行われ、頭は鳥、体は人の神様を崇めていました。鳥人は、創造神マケマケの化身と言われ、
毎年部族の中から選ばれし者が、断崖を駆け下り、海を泳ぎ隣の島へわたりました

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もちろん命を落とす者も多数。その年の儀式で、最初に渡り鳥の卵を持ち帰った部族の長が、その1年島を支配していたそう。

オロンゴにはその儀式に使った石造りの家や、鳥人・マケマケの神などのレリーフが、多数残っています。
高い絶壁、風も強く、立っているだけでも怖い、そんなところから勇者は挑んだと思うと、モアイだけでなく、島の人たちにも、大いに神秘を感じます。

 

7体のモアイ アフ・アキビ

島の内陸部に位置するアフ・アキビ。7体のモアイが立つ祭壇です。

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他のモアイと違い、唯一海を向いて立っている7体の像は、伝説の王ホツマツアの7人の使者である、という説があります。
またほとんどのモアイが海岸沿いに立つのに対し、アフ・アキビのモアイは内陸にあります。

7体は、ほぼ同じ大きさ、同じ状態で、春分と秋分の時期の、日没の方向を向いています。謎だらけのモアイ、大いに神秘を感じます。

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ラノ・ララク

お風呂につかっているような、上半身のモアイをご覧頂ける場所、一番印象深いエリア、島南東部の小高い山がラノ・ララクです。

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山麓はかってモアイの製作工場で、加工しやすい火山岩を切り出し、モアイがここで造られました。

ラノ・ララクには製作途中のモアイや、運び出す途中だったと思われるモアイが約400体も残っています。
モアイの中には、斜め、正座、掘り出し途中の寝姿まであるんです。

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そして、ラノ・ララクの少し先島南東部にあるアフ・トンガリキ。15体のモアイたちは、なんと日本の企業の努力でよみがえりました。

1988年、テレビでクイズ番組「世界ふしぎ発見!」を見ていた四国は高松にあるクレーン会社タダノさんは、
「もしクレーンがあれば立派に修復できるのだが」というコメントを聞き、およそ10年の歳月をかけて、
95年5月にラノ・ララクのモアイ15体を全て並べました。

地元の人が「ラパ・ヌイ(大きな島)」と呼ぶイースター島は、その年の12月、
ラパ・ヌイ国立公園としてまるごと世界遺産に登録されました。
日本の企業の努力は、ラノ・ララク前に書かれています。

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アフ・ナウナウ

アナケナ・ビーチという、島で唯一の白いビーチに背を向けた7体のモアイ達が、「アフ・ナウナウ」です。

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アフとは海に面した高台のことを意味します。

非常に整った、新しい時代のモアイたちで、頭の上に赤色凝灰岩でできたプカオ(帽子)が、4体に残っています。
このプカオは、諸説あるようですが、髷(まげ)を表していると言われています。
プカオがのったモアイは、ここナウナウと、トンガリキに1体、コテリクに1体しかありません。

青いビーチに背を向け、白い砂浜に立つモアイは、とても印象深いです!

 

アイの歴史

ハンガロア村

イースター島の観光地のなかで、宿泊するホテルのある村が「ハンガロア村」です。

島唯一の村で、島民の大部分が生活していて、飛行場、ホテル、レストランもここにあります。
小さな村なので、有る程度のエリアで、観光客は歩いて移動できます。
村の郊外にある博物館は1985年、大阪で展示される、モアイの貸付のかわりに、
日本の民間企業が寄付し、建設されたと公式ページに書かれています。>公式ホームページ

トンガリキの修復、博物館建設と、日本とイースター島は縁が深いですね。

村から徒歩15分ほどのところに、タハイ遺跡があります。海沿いにあり、夕日も美しい場所です。
ここには3つのアフがあり、5体の「アフ・バイ・ウリ」、プカオをかぶった「アフ・コテリク」、プカオのない「アフ・タハイ」です。

この3つ、それぞれ時代が違い、5体のバイ・ウリが一番古くて丸みを帯び、
プカオのないタハイ、プカオのあるコテリクと段々顔が長ーくなっています。

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プカオをかぶったコテリクには、イースター島のモアイで唯一目が入っています!
アナケナ・ビーチで発見された目を参考にして復元されたようですが、目が入ると、モアイの印象がだいぶ違います。

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なぜモアイには目が無いのか・・・

そこには悲しいモアイの歴史、「モアイ戦争」が深く関係しています。

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モアイは亡くなった先祖の分身であり、精霊が宿るとされていました。その為モアイは常に島の内側、村の方を向いて立っています。
目が入る事で初めて精霊が宿ると信じられていました。ラパヌイ(イースター島)には、複数の部族が存在し、
それぞれの部族が異なった役割を担い、協力して暮らしていました。
ところがモアイを作る為に木が伐採され、島に環境破壊が起こった上に、人口増加に伴い食糧難になりました。
絶海の孤島では逃げ場も無く、人々は資源をめぐり部族で争うようになりました。
権力闘争としてモアイ戦争が始まり、敵の村にあるモアイをうつぶせに倒し、霊力の宿るとされていた目を粉々にしました。
この戦争により、モアイには目が無いのです。

土産とお食事

旅の楽しみは、観光はもちろんのこと、その土地ならではの食事やお買い物。

イースター島は、食材の多くを空輸で運んでおりますが、観光客に人気メニューは「ロブスター」。
ボリューミーなバターたっぷりなロブスターは、人気も高いですがお値段も同様。
なかなか手が出にくい場合は、意外にお勧めなのが、南米本土のチリから送られてくるお肉!
南米ならではの赤身のおいしさをご堪能頂けます。

ラベルにモアイの描かれたマヒナビールとご一緒に♪

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お土産は当然のようにモアイをモチーフにしたもの。お手軽な価格で、マグネット、置物、トランプなど、モアイの思い出をお持ち帰り頂けます。

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夜は、ダンスショーを楽しまれてはいかがでしょう。

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イースター島ならではのダイナミックなダンスをじっくりとお楽しみ頂けます。

新型コロナウイルスの収束を願いつつ、旅への思いを馳せていただければ幸いです。
絶海の孤島にたたずむ謎のモアイたちは、皆様をお迎えできる日を楽しみにしています!

 

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