こんにちは。HISネイチャーワールド・秘境旅行専門デスクです。
今日はヨーロッパ最後の秘境と言われるジョージアの教会・大聖堂・修道院についてです。
ジョージア(グルジア)は、キリスト教を国教に改宗した国では、
アルメニアに次いで世界で2番目に古い国と言われております。
ジョージアの南東部にかつてのイベリア王国があり、
キリスト教の伝道師聖ニノによって伝えられ、当時のイベリア王ミリアン3世が
327年にキリスト教を国教に制定したということです。
そのためジョージアには古い教会や修道院が多く、世界遺産に登録されております
いくつか有名なものをご紹介いたします。
●ゲルゲティ ツミンダ・サメバ教会(ステパンツミンダ)
ジョージアの首都トビリシからロシアに向かう軍用道路を車で約3時間
コーカサス山脈を望むゲルゲティ村に到着します。
ツミンダサメバ教会は、14世紀ごろに標高2170mのツミンダサメバ山の頂に建てられており、
360°のパノラマの絶景が楽しめます。
「天国に一番近い教会」と呼ばれ、ここを訪れたロシアの作家プーシキンは、
「白い雲に山頂を覆われ、太陽が降り注ぐ教会は空中に浮かんでいるようだ」表現しています。
夏には高山植物が咲き乱れ、ハイキングもお楽しみいただけます。
●ゲラティ修道院(クタイシ)
ジョージア国王ダヴィト4世の創建により1016年に建てられたクタイシにある中世ジョージアを代表する修道院です。
ゲラティ修道院は知的・文化的な中心地の一つとして機能しており、聖母マリア聖堂にある、
天井のモザイク画やフレスコの技法の壁画の文化価値が高く評価されており、世界遺産に認定されております。
●バグラティ大聖堂(クタイシ)
ジョージア王国バグラト3世時代(960-1014)頃に建てられた大聖堂ですが、
オスマントルコ軍によって破壊されてしまい、しばらく廃墟となっておりました。
その後1996年にゲラティ修道院とともに世界遺産に登録されたのですが、
2012年に新しく再建されたのですが、その再建があだとなってしまい、
2017年に残念ながら世界遺産から外されてしまいました。
●スヴェティツホヴェリ大聖堂(ムツヘタ)
1994年にジョージアとして初の世界遺産に登録されました。
ムツヘタの歴史的建造物群として登録され、
「スヴェティツホヴェリ大聖堂」「サムタヴロ教会・修道院」「ジュワリ修道院」の
3つの建物が登録されております。
スヴェティツホヴェリ大聖堂はジョージア最古と伝えら、
4世紀に最初の木造教会が建てられ、11世紀に現在の石造の大聖堂に再建されております。
●ジュヴァリ修道院(ムツヘタ)
ジュヴァリとはジョージア語で十字架を意味しており、上から見ると十字架の形になっています。
伝説によるとジョージアにキリスト教を伝えた聖ニノが十字架を立てた場所と言われております。
この修道院もスヴェティツホヴェリ大聖堂などとともに世界遺産に登録されております。
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