こんにちは、HISネイチャーワールド・秘境旅行専門デスクです。
間もなく6月。
6月~8月はモンゴルも夏、ベストシーズン到来ですが、
今年はあともう少しの我慢ですね。
では今回はモンゴル料理についてお話しします!
モンゴル料理は、小麦粉と羊肉を使った料理が多いです。
特に、羊はモンゴル人が生きていくためにはなくてはならない動物になります。
羊の解体は、『生き物の命をいただいて生きていること』を改めて実感させてくれます。
■代表的な料理7選
まずは、モンゴル伝統料理の代表的な7品をご紹介します。
・ホーショール
モンゴル風揚げ餃子。
羊肉を用いており、揚げ餃子に似たものです。
毎年7月に行われる祭典「ナーダム祭り」では、ホーショール(ナーダムホーショール)
を食べることが定番となっています。
・ボーズ
モンゴル風蒸し餃子
羊肉を用いており、小籠包や蒸し餃子に似たものです。
モンゴルの旧正月(ツァガーンサル)など特別な行事では欠かせない料理となっています。
・ツォイワン
モンゴル風焼きうどん
羊肉や牛肉と小麦粉の麺を用いた焼うどんのような1品です。
多い時に週3−5回食べるほどモンゴル人が大好きな料理です。
・スーテーツァイ
モンゴル風ミルクティー
日本やイギリスで飲まれるミルクティーと比べ、
薄味であっさりとしていて、ほんのり塩味がします。
日本で飲まれているミルクティーとは違った不思議な味わいとなりますので
ぜひ一度飲んでみてください。
・ホルホグ
羊肉の石焼き。
羊1頭を焼き石と塩で蒸し焼きにした、おめでたい伝統料理です。
肉は柔らかく、臭みはほとんど感じず、日本からのお客様からも好評です。
・ゴリルタイシュル
モンゴル風肉うどん。
味付けは主に塩・コショウで、油も少なめであっさりとしていて食べやすいです。
・ゴリヤシ
肉煮込みとご飯やサラダ付きのワンプレート
バランスのとれたプレートでボリュームも満点です。
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●羊の解体
昔からモンゴルには、「滴の血をも大地に流さない」という流儀があります。
遊牧民による羊の解体は、羊の血を一滴も大地に流さずに捌く見事なものです。
羊を仰向けにしてお腹に10から20センチほどの穴をナイフで開けて、
そこに手を入れて、背中まで手を回して大動脈を親指の爪先で切ります。
数分すると息を引き取ります。
その後、お腹から切り開いて内臓全部出します。
また、血もこぼさないように全て器に入れます。
血や内臓はソーセージなどの詰め物にしていただきます。
皮は剥がして、肉を関節ごとに捌いてバラバラにして解体の終わりです。
お肉は、おもてなし料理「ホルホグ」としていただきます。
剥がした毛皮はゲルのフェルトなど様々な用途に用いられます。
遊牧民は、羊1頭に捨てる所は何もないと言います。
自然と向き合い、自然を大切にして生きていく遊牧民の生き方には、
様々なことを考えさせられ、学ばせてくれます。
彼らは命をいただくことに感謝を忘れず、無駄にはしません。
羊の解体を通して、生命をいただいて生きていることを改めて実感し、
感謝を忘れず、無駄にはしてはいけないことを再認識させてくれます。
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