こんにちは。HISネイチャーワールド・秘境旅行専門デスクです。
前回に引き続きケニアの国立公園についてご案内いたします。
今回はマサイマラ国立保護区。
ケニアで野生動物を見学するいわゆるサファリツアーでは欠かすことのできない場所。
その心は……
①野生動物の多さではケニアでは一番の地区であるということ。(ケニア最大のライオンの生息地でもあります)
②草原地帯が多くアフリカのサバンナらしい景観が楽しめること。
③熱気球によるバルーンサファリが楽しめること。
ところで先日紹介したアンボセリは国立公園。今回紹介するマサイマラは国立保護区。
この違いは一体なんなのでしょうか。
国立公園(National Park)
国が監理主体であり、人間の居住や活動を制限されている。
サファリなど観光においても草地への車輛の乗り入れが厳しく制限されていて
道路上からの観察となる。
国立保護区(National Reserve)
地方自治体が監理主体であり、自然、野生をそのまま保護することを目的とするが、
住民の居住・放牧などの既得がをある程度認められている。
また国立公園に比べ、車輌の草地の乗り入れ規制が緩やかであり、
サファリカーが動物のそばまで近づいて観察・撮影できるという大きなメリットが
マサイマラ国立保護区にはあります。
尤も最近ケニア政府が“草地の乗り入れを規制しよう!”とする動きが出てきているので、
迫力あるサファリドライブを楽しむのは今のうちかもしれません。
自然保護の観点からするとそれも致し方ないと言えるかもしれません。
また例年7月~9月頃にかけてはヌーの大移動のシーズン。
マサイマラの中心を流れるマラ川のほとりでは
シーズンになるとしばしばヌーやシマウマの川渡りを見ることができます。
対岸の草地を求めて決死の覚悟で何頭もの群が川に飛び込み、
時にはそれを待ち構えるワニの獲物になってしまうものも出てくるなど。
大自然の驚異を求めて、世界中から人が集まる場所でもあります。
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