イベント 2006.06.19

6月24日は洗礼者ヨハネ(サン・ジョヴァンニ・バッティスタ)の日。
フィレンツェの守護聖人の日です。
よってフィレンツェは祝日!!

イタリアでは365日日替わりで
それぞれにゆかりの深い守護聖人の名前がついています。
オノマスティコ(Onomastico)といって
誕生日の守護聖人の名前をつけられることも非常に多いのです。
なので同じ誕生日の人が同じ名前ということもよくある話。

6月24日のフィレンツェは
例年なら古式サッカーの決勝戦が行われるのですが
残念ながら今年は中止(詳細はこちら)。
楽しみは朝のミサの前の古式仮装行列の行進と
夜の花火大会だけとなりました!

古式衣装をまとった行列&旗振り隊の行進は
シニョーリア広場からドゥオモ前の洗礼堂まで。
行列の到着先の洗礼堂では恭しく
洗礼者ヨハネの聖遺物の公開が行われミサが執り行われます。


夏の間日暮れが遅いイタリアでは
21時頃でもまだ空は明るいので
花火が打ち上げられるのは22時から。
フィレンツェ花火!
花火はミケランジェロ広場から打ち上げられるので
アルノ川沿いで気軽に楽しめます。

22時開始の花火はまずウォーミングアップの一分間。
その後本格的に打ち上げ花火。
日本の花火に比べると見劣りしがちなイタリアの花火ですが
年々力が入ってきて見応えのあるものになりました。
クラシックなスターマイン系から扇形に広がるものや
落下型の花火まで色々取り混ぜての一時間。
そして今年一年がんばった地元サッカーチーム
「フィオレンティーナ」に敬意を表して
最後は7つのジリオ(Giglio)で締めくくりの予定。
ジリオはフィレンツェ市やフィオレンティーナの
シンボルマークにもなっているユリ(もしくはアイリス)のこと。
大きなユリの両脇に
6つの小さなユリを散りばめた紫色を主体にした花火が
フィナーレを飾る予定です。

イタリアで見る花火もなかなか風情があります。
そしてなにより、花火を見て感激するイタリア人のリアクションが
日本人には面白かったりします。
ドン!

花火を見るのにロケーションのいい
アルノ川沿いのホテルに滞在もいいですね。
ギャラリー・アート・ホテルや
ベルキエッリ、リッツ、エクセルシオールなどがオススメ。
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