ローマの市バス・地下鉄のチケットは磁気チケット。
あんまりかわいらしくない殺風景なチケット。
フィレンツェでも既に導入されている磁気チケットは一回券ではなくて10回もしくは20回の回数券。
カルタ・アージレ(Carta Agile)というこの磁気チケットはボッティチェリの「ヴィーナス誕生」が使われていてステキ。
フィレンツェ滞在が長いならオススメです。
使い終わったらお土産・思い出の品として保存!
続いてミラノでもバス・地下鉄・トラムに2006年7月から磁気チケットが導入されました。これまでのペーパーチケットももちろん使えますが徐々に全てのチケットが磁気化されていくそうです。
イタリアでバスや列車に乗ろう
まずチケット売り場(タバッキ・キオスク・インターネットポイントなど)でチケットを購入。
車内ではほとんど販売していないか、割高になりますので注意。
チケットは必ず刻印するか機械を通して磁気を読み取らせなくてはいけません。
これをしないで無賃乗車が発覚するともちろん罰金対象。
バスの場合は車内に刻印機が取り付けられています。
列車の場合は乗車前に駅に設置されている刻印機でガチャリ。
ちなみに一般的によく使われるバスチケットは各都市によって有効時間が微妙に違います。
ローマは最初の刻印から75分間有効。ミラノは70分、フィレンツェは60分有効。
一枚のチケットでバスと地下鉄を乗り継いでいくことができますが
地下鉄の改札を一回出てしまったら有効時間内でも地下鉄への再乗車はできません。
地下鉄→バスで75分
バス→地下鉄→バスで75分
地下鉄→バス→地下鉄
不親切なイタリアのバスは車内アナウンスがありません
降車停留所が分からないときは周りの人や運転手さんに教えてもらいましょう。
最近のバスには車内に情報発信テレビ搭載モデルも増えています。
この情報発信テレビでは最寄停留所のお知らせも表示されるので、
少しだけ観光客に優しくなりつつあります。
バスや地下鉄を利用すると行動範囲が俄然広がります。是非気軽にご利用下さい。
観光
2006.07.06