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2006.07.17
先週からイタリア国内のタクシー会社と政府との睨みあいは膠着状態。
17日月曜日にはローマのチルコマッシモにイタリア全国からタクシーが10万台集結して大規模なデモンストレーションを行っています。
これにともない、デモンストレーションに参加しているタクシー運転手が多くなっており、各都市のタクシーの台数自体が全体的に減っているのに加え、ミラノやローマ・フィレンツェ・パレルモなど大都市では、身障者及び疾患者(病院への搬送)へのサービスを優先し、それ以外のサービスはほぼストップ状態。
これにより、各都市ではタクシーが非常に捕まらない、まさにミッション・インポッシブルな状況となっています。
本日ご出発・ご到着で空港や主要駅⇔ホテル間の移動などにタクシーをご利用のお客様もいらっしゃると思います。タクシーが見つからない場合、公共交通機関(バス・トラム・地下鉄など)をご利用ください。またH.I.S.イタリアのローマ/フィレンツェオフィスにお問い合わせいただければ、プライベート送迎の手配を直ちにさせていただきますので、ご連絡ください 。
17日16時に政府側からの回答が提示されそれで合意に至れば、この状況は解消されますが、万が一合意に至らなかった場合、今週いっぱいはタクシーを取り巻く状況は改善される見込みはなく、ストライキが長引く可能性が高くなります。
この時期のイタリア国内移動に不安のある方は、お早めに送迎サービス をお申し付け下さい。