2006年8月10日におきたロンドン・ヒースロー空港での飛行機爆発テロ未遂事件を受けて、2006年10月17日付けでEUが採択した法律が2006年11月6日より施行されます。(情報発信元 ENAC:イタリア民間航空協会)

これにより、イタリア国内の各空港での手荷物制限及びセキュリティーチェックに若干の変更がありますので、空港をご利用になるイタリア旅行者、イタリア在住者の皆様はお気をつけ下さい。


1. 機内持ち込み手荷物は3辺の合計が最大115CM以内であること
2. 1.以外に書類や貴重品を収容したハンドバックやコンピューターを専用のバッグに入れての持ち込みも可能
3. 液体状のもの(ジェル、ローション、クリーム *歯磨き粉も含む)は各100ml(cc)以内の開閉の容易な
容器に入れたうえ、その合計は1リットル以内(100ml×10本)で、全ての容器を密封可能な透明の袋(18cm×20cm、内容量1リットル以内のもの)に入れて、1とは別に持ち込みセキュリティーチェックを受けること
<<乳幼児のミルクや薬剤などは最低限の量は持ち込み可能ですが、コントロールポイントで味見などのチェックを受ける可能性もあります>>
4. 電化製品、電子製品(特にコンピューター)は機内持ち込み手荷物から出して別にチェックを受けること
<<コンピューター、デジタルカメラ、ヴィデオカメラ、携帯電話、CDウォークマン、MP3などはコントロールの対象となる可能性がありますので、手荷物の出しやすい部分に入れるようにして下さい>>
5. コートやジャケットなどはコントロールポイントで脱いで金属探知機を通してチェックを受けること
6. 各空港内セキュリティチェックを受けた後の免税店等で購入したものは免税点やショップが用意する専用の袋に入れた状態で、購入時のレシートを添付し封印したままで持ち込み可能
<<レシートなど失くさないようにご注意下さい>>
7. 6.適応の商品はEU諸国を最後に出発する空港のセキュリティーチェックを受けるまで封印したままの状態であること
<<EU圏内での乗り継ぎのあるお客さまは最初の空港で購入されたものも封印したままで、EU最後の空港のセキュリティーチェックまでお持ち下さい。万が一EU最後の空港で封印された状態でない場合には商品没収となる可能性もありますのでご注意下さい>>


10月25日現在H.I.S.イタリアが独自に行った電話聞き取り調査では、各航空会社の現場まで情報伝達が行き届いておりませんが、11月6日からの取締り強化に向け準備がされるものと思われます。
特に11月6日からの取り締まり開始初期は空港でのセキュリティーチェックに時間がかかるなどの事態も予測されます。

H.I.S.イタリア では引き続き最新情報収集に努めてまいりますので、何か疑問などがありましたらこちら までお問い合わせ下さい。

同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    • 投稿: トン吉 -2006年10月27日 (金) 06時21分

      ■報告いたします
      非常に重要な情報であると感じましたので、私のブログに一文字も変えずに転載してあります。問題があれば削除いたしますのでよろしくお願い致します。

    • 投稿: his-rome -2006年10月27日 (金) 19時00分

      ■>トン吉さん
      ありがとうございます。できるだけ多くの方に知っていただきたい重要な変更事項です。転載ありがとうございました。

    

    HIS イタリア支店

    セリエA観戦チケット
    2024.10
    loading...