ついに2008年に突入、いよいよ1月2月と一番寒い季節の到来ですね。
日本とミラノの気温はそう変わらないものの、お店の中や電車・バスの中など暖房が暑いほど効いている日本に比べて、こっちの冬はかなり寒く感じます。建物が石造りであちこちに小さな隙間があり、日本の家のように機密性が高くないので、ますます底冷えするようです。
そんなイタリアに来て最初の冬に学んだこと。
それは防寒!
薄いウールのコートなんかでは全然寒さをしのげずダウンのコートが必須となり、手袋も毛糸のすかすかする物よりも断然暖かい、革で裏地がウールになっているようなものが手放せなくなりました。
デザイン性と共に、暖かいかどうかにかなり気を使うようになりました。
そしてこちらで冬を過ごすようになって、一番大きな発見は何といっても「帽子」です!
日本でおしゃれのためにかぶったことは何度かありましたが、こんなに防寒グッズとして有効だったとは!
冬の間にこちらにご旅行される機会がありましたら、ぜひ町行く人の帽子着用率に注目してみてください。かなりの割合でみんなかぶっています。私も一度試したら、その後はもう帽子なしでは寒くて外に出られなくなってしまいました。(ちなみにコートなどについているフード。日本ではあれを実際にかぶる機会はあまりありませんよね?ですが、こちらでは寒いとみんなかぶります。すごくあったかいですよ!おすすめです。)
帽子の着用率が高いということは、それだけデザインも豊富に揃っているということ。
色、柄、形、素材。
シャーロックホームズのようなクラシックなものから、カジュアルなニット帽まで本当に様々な種類あって、あれもこれも欲しくなってしまいます。
帽子はいくつもっていてもあまり邪魔にならないし、帽子ひとつで全体の雰囲気をがらっと変えられるのがまた楽しいですよね!
町を歩いていると、昔からの帽子専門店もまだ沢山目に付きます。
古い映画でスター女優なんかがかぶっているような、つば広くてとても綺麗なパステルカラーのエレガントな帽子や、男爵風のダンディーな帽子、かつてヨーロッパの小さな男の子たちがみんなかぶっていたようなキャスケット、ウィンドウから見てるだけでも何だかわくわくしてしまいます。
みなさんも手袋、マフラーに続いて、帽子をかぶる習慣を導入してみてはいかがでしょうか?
冬のおしゃれの楽しみがひとつ増えますよ!
写真のお店はブエノス・アイレス通りにある1888年創業の帽子店「MUTINELLI(ムティネッリ)」
Corso Buenos Aires,9 地下鉄1番赤線ポルタ・ヴェネツィア下車。
帽子の他に傘とステッキも売っています。
記事&写真提供:特派員川西さん
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投稿: miko -2008年1月 4日 (金) 11時56分
■はじめまして
HISからもうすぐイタリア出発です。教えて頂きたいのですが、お買い物したものを日本に発送するのはHISの添乗員さんにお聞きすれば教えてくださるでしょうか?また個人で簡単に手続きできるでしょうか?突然ごめんなさい。 -
投稿: his-rome -2008年1月 4日 (金) 12時42分
■>mikoさん
弊社ツアーをご利用いただきありがとうございます。添乗員付きのツアーにご参加される場合には、色々現地の情報などは添乗員にご確認いただければ大丈夫かと思います。荷物の発送は宅配か郵便になるかと思いますが、個人でも各オフィスまで赴いて手続きすることも可能です。特に複雑な手続きにはならないと思いますが、送付する商品によっては検疫や税関での手続きのことなどもあり、発送の際に説明を受けたり必要書類が多くなる可能性もありますのでイタリア語もしくは英語で会話ができたほうが安心です。イタリアは少し寒くなっておりますので、防寒対策をしっかりとってご出発されることをオススメします。