観光 2008.03.04

ロ-マ近郊にも足を運びたい

冬もそろそろ終わりのロ-マでは 

お勧めの小都市をご案内


夏場のビ-チの賑わいが地元では有名な 

【TARQUINIA-タルクィニア】そして【CERVETERI-チェルベテリ】

には 紀元前7-4世紀のエトルリア文化で最盛を誇った時代の

面影がひっそりと残ります。 

 このエトルリアはイタリアにおいての古来の民族だと

言われ、もともとトルコの古代リディアあたりが

起源だとも言われています。

イタリア中西部の沿岸に都市を形成し ロ-マに同化される

までは一番勢力を誇った民族でした。

 さてそのエトルリア人の都市の中でも有力の商業都市の

この2都市は今では夏が賑わうだけ。 

ひっそりとしたこの時期はどんなものか


ロ-カルバスではやはり2時間半かかります。遠い…。

到着!【TARQUINIA-タルクィニア】の町はずれの

【NECROPOLI-ネクロポリ】今はただの草原、

 どこにお墓


タルクイニャのお墓遺跡入り口



なんでもない殺風景な公園



一見 公衆トイレが!お墓の入り口




実は地下3m下へ階段が続きお墓を収める地下空間へ!

そこを下れば あっと驚く やか 壁画



今もこのままお墓の中を飾る壁画



作風もさまざま


細部までよくかかれてます


『お尻ペンペンされ中の人』と『お仕置き係』

※ 保存上の理由で全てのお墓は見学出来ませんが 

なんと計600もあるそうです。毎年公開されるお墓が変わります



これも遺跡の中から



並ぶ 石棺



しっかりと小さいながらも両都市に国立博物館があります。

【TARQUINIA-タルクィニア】の博物館は大型で展示数も多く必見 

数々の古代の日常生活品が展示されています。


タルクイニャの国立博物館


ただの棺おけのふたではありません。



棺おけ



続きまして 車で【TARQUINIA-タルクィニア】から

【CERVETERI-チェルベテリ】へ向かいます(20分)。




さびしい町外れの死者の住居群



立派で巨大な石造りのお墓



こちらの【NECROPOLI-ネクロポリ】 は実はお墓

を家に模して【死者の住宅街】が形成されています 

住居群にも見える点在する巨大円錐形の石造建築物はお墓。  

こちらは地上に面していることもあり

壁画などはあったのかどうか浮き彫りの壁画が残るお墓

もあるものの どちらかというと保存状態が悪いのが難点。

これじゃ 思いにふけられません


すきまもなく精密に築かれたお墓

今や公園と化した 【死者の住宅街】では

濃い緑の中を野生アスパラガス採集中の人が

いたりして春先のピクニックにはもってこい?

しかし同じ時代の同じ地区のお墓でこうも違いがあるものか?


延々と続くお墓群


庶民
お金持ちの違いでしょうか??

ロ-マ時代以前のエトルリア時代の隆盛は

このお墓群の規模からも思い知れます。



ロ-マリピ-タ-の人にお勧めです。

ちなみに有名な フィレンツェのある 【トスカ-ナ】州は

エトルリア人の土地」という意味だそうです。

       

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