特派員記事 2009.08.15

リド島ヴェネツィア本島の南側に位置する人口17,500人ほど、南北約12㎞ほどの小さな島です。

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ここでは、バスが走り、車やバイク、そして自転車も往来するという、ヴェネツィア・ラグーナのなかでは数少ない車社会が存在します。coldsweats02
ヴェネツィア本島では見られない光景に遭遇することができます。道路も整備されているので、広くゆったりとした空間です。

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リゾート地でもあるので街並みもゆったりとしており、住宅街に一歩足を踏み込んでみても、ロココ調を思わせる豪華なヴィッラが並び、閑静ななかに優美さが漂います。notes

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現在のような街並みが形成されたのは1800年代後半から1900年代にかけて。
特に、現在主にヴェネツィア本島~リド島間を就航するヴァポレット(水上バス)の主要乗り継ぎ口である、サンタ・マリア・エリザベッタ教会付近はそのころから発達した場所で、現在残る街並みは大変整備されており、リゾート地雰囲気の強い場所です。

一方、南側に位置するマラモッコMalamocco付近は、北イタリア・ヴェディクト修道院の僧侶たちのために開放された海岸として1300年代後半から利用され、その後のヴェネツィア共和国時代にはユダヤ人の埋葬場として指定されていたという歴史もあります。


さて、リド島といえば、ヨーロッパの中でも高級リゾート地としても有名な場所。notes
長い海岸線は、この時期多くの海水浴客で賑わいます。


penguin一般的にイタリア人の海水浴というと、浜辺で寝そべり日焼けをする、たまに思いついたように水に入り、また寝そべるというスタイル。
そこが海であってもなくても同じかも?というような行動パターンなのですが、その様子はこの海岸を見てもわかります。

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浜辺に長~く(距離が)建てられている、まるで長屋を思わせる小さな小屋の群。
こうした小屋は年間で契約されている、一般の人々の「海の家」なのです。coldsweats02
聞くところによると、その料金は年間5,000~6,000ユーロほどだとか。
ひと家族で借りるには負担が大きいので、2~3家族共同で借り、週末ともなるとこぞって出かけるようです。
個人的には、隣が接近しすぎている長屋で、
そして混雑した浜辺でリラックスできるのか・・・と疑いたくもなりますが、イタリア人はこれでいいみたいです。


そんな混雑地帯を尻目に、リド島ならではの高級ホテル前のビーチはテントも豪華で、混雑もかなり緩和されてゆったりとした一日を浜辺で過ごすことができます。

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↑こちらはshineグランドホテル・エクセルシオールshine
毎年8月後半に開催されるヴェネツィア国際映画祭の開催時においては、世界中のスターの御用達ホテルとしても知られています。映画関係者やマスコミ、映画ファンが注目する場です。

notesプライベートビーチとはいっても海も浜もみんなのもの。
歩いたり遊んだり、浜辺に寝そべるのはもちろん自由で、ホテルの管轄にある屋根付きの個室(あえて「小屋」とは呼ばない)の使用が制限されているのみです。



ヴェネツィアには見どころの近隣の島もいくつかありますが、
それぞれに個性的で本島とは違った顔や性格を持っているのが魅力的。heart04
ヴェネツィア
滞在中は是非ラグーン周遊 などで、周辺の島々もお楽しみください!!


記事&写真提供:特派員白浜さん

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