特派員記事
2010.01.16
ヴェネツィアの街、小路の多く入り組んだ地形。
慣れないうちは(慣れても)何度も迷いながらも、それだからこそ、ヴェネツィアはそぞろ歩きもめいっぱい楽しめます。
小さな運河や気づかないような橋もたくさんあるので、なかなか通りの名前などを記されても、観光スポットや主要な場所以外だと、ヨソモノには辿りつくのも難しい場合もあります。
そんなそぞろ歩き中にぜひ探してみてほしいものが!
小さな橋のたもとに吊り下がる小さな2つの留め金。
船の留め具なのか?と思いきや、実はその昔、囚人が手をつながれていた場所らしい。というのは本当かウソか、それが本当なら少々恐ろしい感じもするのですが、ここを通りすがるヴェネツィアっ子は、これを必ず触っていくのです。
場所はサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会Chiesa di Santa Maria dei miracoli近く。
マルヴァジア通り(カッレ・デ・ラ・マルヴァジアCalle de la Malvasia)沿いのサン・カンツィアン橋Ponte S.Canzianのたもとです。
地元の人にはけっこう知られている迷信(?)なのでしょうが、これを触ると願いが叶うとか、幸せが訪れるとか。。。
柱の角に2つ吊り下がっています。
これを知っている地元の人たち、通る際には2つともチリンチリンと触っていきます。
気をつけていないと、見落としてしまいそうな、ささやかなものですが。
見つけられますか?????
記事&写真提供:特派員白浜さん