特派員記事
2010.10.16
ミラノと言えば海に面していないので魚介類はあんまり…というイメージがあるかもしれないですが、実はイタリアでは最大の魚介市場でありヨーロッパ内でもベスト5にはいるほどの質と量といわれています。
季節ごとに旬のものを味わうのは世界どこでも楽しみのひとつでもありますが、少しずつ寒くなってくるとどうしてもおいしい魚介類が食べたくなるものですね。
ミラノにはあまり知られていませんが隠れ家的なオイスターバー「Zio Pesce」があります。
行き方はミラノ・ドゥオーモから27番のトラムに乗ってチンクエ・ジョルナーテ広場(Piazza 5 giornate)という停留所で下車、歩いて5分ほどで到着です。
このお店は地元客ばかりですが、内装もお魚のデザインをさりげなく演出しておしゃれです。
入口近くにたくさんのカキが並んでいて、そこで見ながら注文することも可能。
フランスで金賞を受賞した珍しいカキ、そしてスカンピ(エビ)なども味わえます。
なんといってもすごいのがカキの盛り合わせ。
ボリュームいっぱいのヨーロッパの匂いをたくさん詰め込んだ新鮮なカキとおいしい白ワインで満足間違いなしです。
パスタやシーフードスープ、タコのカリカリ焼きなどもありますが、こちらのお店はスペイン系の調理法が主であるために、アンティパストとしておいしいワインとカキを堪能するのがお勧めです。
やはりイタリアでもカキの旬は寒い時期、これからの時期に訪れるには良いお店ですね。
Zio Pesce
住所:Via Andrea Maffei 12
Tel:0249794967
時間:19:00-24:00 日曜休み
HP:www.ziopesce.it
記事&写真提供:特派員 佐武辰之佑 こちらもチェック