と言えばショッピングやファッションというイメージがあり、観光スポットが少ないのでは?と思う方も多いかもしれませんが、ミラノにはあまり知られていないとても興味深い面白いものがたくさんあります。
そのひとつがこの教会。
「だまし絵教会」(正式にはChiesa di Santa Maria presso San Satiro)。
こちらは知らないとなかなか気がつかないのですが、ミラノの中心地ドゥオーモもから歩いて2分ほど。
もし近くへ来ることがあれば必見の教会です。
ミラノ
中に入ってみると何も変哲のない普通の教会。
入口を入ると50メートルほど向こうに祭壇があり、一見普通のただの教会です。
でも実はこちらの教会はルネッサンス期を代表するイタリアの歴史的建築家「ブラマンテ」の代表作品。
一見ただの祭壇のように見えますが、近寄って横から祭壇を眺めてみると立体感のある絵であることがわかります。こちらの祭壇は当時建てられたときにどうしても幅の長さが合わず、このような設計になったとされていますが、今では有名なブラマンテの名を残す貴重な建築物として知られるようになっています。
教会内は撮影禁止ですが、近くへ行ったらその不思議な教会へ行ってみるもお勧めです。
場所は少しわかりにくいですが、ドゥオーモ広場から伸びているヴィア・トリノ(Via Torino)のFoot Lookerというお店を超えて左に入ったところにあります。
Chiesa di Santa Maria presso San Satiro
住所:Via Speronari, 3, 20123 Milano(Via torino)
開館時間:
月-金 7:30-11:30 15:30-18:30
土曜 15:30-19:00
日曜 10:00-12:00 15:30-19:00
記事&写真提供:特派員 佐武辰之佑 こちらもチェック